甘味と塩味の絶妙なバランスを持つ九州の醤油で、料理にコクをプラス。
明治2年より醤油や味噌の製造・販売を手掛けるフンドーダイ社が、東京・合羽橋に当社初のアンテナショップ「出町久屋(でまちひさや)」を12月12日(月)にオープンした。ショップでは新商品「金箔入透明醤油」「透明醤油でつくったトリュフ醤油」「千日醤油」を先行発売している。
老舗メーカー「フンドーダイ」初のアンテナショップ
「出町久屋」は、フンドーダイが創業時より製造している醤油を“再発明”したかのような、新商品や食べ方を紹介するアンテナショップだ。
店内の温かみのある木棚には、醤油や味噌などの基礎調味料がずらりと並ぶ。また、フンドータイの拠点にあたる熊本の食も豊富に取り揃えている。
「出町久屋」という名前は、初代当主・大久保家が醤油業に転じる前、1600年代に両替商・造り酒屋を営んでいた「熊本市出町」の地名が由来となっている。原点回帰と温故知新、そして、東京を拠点に海外へ熊本や日本の食文化を伝えたいという想いが込められている。
「金箔入透明醤油」など、3種の新作醤油を発売
「出町久屋」では現在、フンドータイの新商品にあたる3種の醤油が先行発売されている。それぞれ紹介していこう。
服を汚さない「金箔入透明醤油」
自社製法によりつくられた透明な醤油。醤油の味わいはそのままキープしつつ、華やかな金箔が彩りとして添えられている。 素材の色を最大限に活かした、具材も服も汚さない新感覚の醤油だ。
豊かな香りの「透明醤油でつくった トリュフ醤油」
透明醤油をベースに、香り高い白トリュフオイルと黒トリュフの粒を加えた、贅沢な醤油。和のイメージが強い醤油に、トリュフとオリーブオイルを加えることで、洋食に合う調味料ソースとして仕上げた。
醤油の原料を発酵・生揚げした「千日醤油」
出町久屋のオリジナル商品で、フンドーダイ醤油の諸味蔵から特別に1000日熟成させた生醤油。150年の発酵が1本に凝縮されている。火を入れずに仕上げたことで、発酵そのままの味を楽しめる。
なお、新商品「金箔入透明醤油」「透明醤油でつくったトリュフ醤油」「千日醤油」は、フンドーダイ公式オンラインショップでも順次発売予定。
ひと度料理で使用すれば、九州出身者もそうではない人も、醤油の奥深さを知ることができそうだ。
出町久屋(でまちひさや)
所在地:東京都台東区西浅草2-25-9
営業時間:11時~18時
定休日:火曜日
フンドーダイ公式オンラインショップ:https://shop.fundodai.co.jp/
(IKKI)
※価格は全て税抜