蒸留酒セレクトショップ「&SPIRITS」がウイスキー蒸溜所「富山蒸溜所」設立プロジェクトを始動

「&SPIRITS(アンドスピリッツ)」は、ジャパニーズウイスキーの強みであるブレンドを極め、また世界中の多様な蒸留家を迎える「富山蒸溜所」の設立プロジェクトを始動。

「富山蒸溜所」オリジナルのブレンドウイスキー「富山蒸溜所」のカスクオーナー権などを、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて、12月4日(日)12時より限定販売を開始した。

バーの奥深さを体験できる「&SPIRITS」

「飲める蒸留酒セレクトショップ」をコンセプトに、昨年12月4日(土)に東京・中目黒にオープンした「&SPIRITS(アンドスピリッツ)」。

450種類を超える世界中の様々な蒸留酒を取り揃え、その魅力を「バー」と「酒屋」という2つの業態を通して発信している。

また、蒸留酒を「もっと身近に楽しんでもらうこと」を目指し、「●●&SPIRITS」と称し、コラボレーションで間口を広げるイベントも定期的に実施。その際には、他店の一流バーテンダーをゲストバーテンダーとして招聘、一夜限りのスペシャルバータイムを開催する。

同店は、独自のバーでありながら、訪れることにより他店の一流のバーが体験でき、バーの持つ奥深さを体験できる空間として機能する。

「富山蒸溜所」の開設という新たな挑戦を始動

今年で2年目を迎えた「&SPIRITS」は、多くの人が蒸留酒を楽しめる場所を作りたいと考え、新たなチャレンジを始動。それが「富山蒸溜所」の設置だ。

「&SPIRITS」が有する蒸留酒に関する多様な知見と、著名バーテンダー・蒸留家との幅広いネットワークを活かす。そして、1人の蒸留家を専任で立てるのではなく、著名な蒸留家をゲストとして招聘し、オリジナルの蒸留酒を製造していく「複数蒸留家制」を導入する。

そして、1人目のブレンダーとして招聘するのが、日本最高峰のウイスキー専門家、マスター・オブ・ウイスキーの鈴木勝二氏だ。鈴木氏は、埼玉県草加市の「Scotch Bar John O’Groats(ジョン オグローツ)」オーナーバーテンダー。「気がついたら好きになっていた」というほどのウイスキー好きで、同店には1,000本以上のウイスキーが揃う。

「富山蒸溜所」は、富山県富山市四方の築140 年の古民家を改装して設置する予定。この地は、豊かなウイスキー文化に恵まれてきた地であった。

さらに、富山の水は水質調査で「水のおいしい条件」の全てを満たしていること。水質がウイスキー作りに適していることなどから「&SPIRITS」は、この地を蒸溜所の建設地に選んだ。

鈴木氏によるオリジナルの限定ピュアモルトウイスキー、「富山蒸溜所」オリジナルのブレンドウイスキー、「富山蒸溜所」のカスクオーナー権などは、12月4日(日)12時より、GREEN FUNDINGにて限定販売を開始した。

アルコール度が高く、複雑な香味を持つウイスキーは大人にこそ似合う酒。今後の一般販売は予定していないので、ウイスキー好きならこの機会を逃す手はないだろう。

「&SPIRITS」は開店当初から、「日本の人々にもっと蒸留酒の魅力を知ってほしい、蒸留酒を楽しんで欲しい」という想いを掲げてきた。「富山蒸溜所」の開設は、日本における蒸留酒文化の拡大に大いに貢献することだろう。

&SPIRITS(アンドスピリッツ)
所在地:東京都目黒区上目黒1-14-6 メゾンベルウッド1F/B1F
公式サイト:https://andspirits.com/store/nakameguro
富山蒸溜所 GREEN FUNDING ページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/6624

(高野晃彰)