【2022年サウナまとめ】この冬に行きたい!宿泊とサウナを共に楽しめる、日本全国の極上“ととのい宿”5選

年越しを目前に控え、この一年の疲れを癒すべく旅行を検討している人は少なくないのでは。宿泊施設を探す際のポイントとしておすすめしたいのが、昨今トレンドとなっている「サウナ」の有無だ。

今回は、サウナ施設に力を入れている全国の宿を5施設紹介。サウナにそんなに馴染みがないという人も、これらの宿で一度、極上のサウナを体感すれば、その魅力に病みつきになるに違いない。

富山|サウナシュランを北陸で初受賞した「The Hive」

サウナ好きにとって、今一番ホットな話題といえば、“今行くべきサウナ”を発表する「SAUNACHELIN(サウナシュラン)2022」だろう。

富山にあるリトリート・サウナホテル「The Hive(ザ ハイブ)」は、サウナシュラン2022でノミネート受賞を果たした施設のうちの一つ。

同ホテルは1組限定・一棟貸切り型の施設となっており、ゲストルーム8室、グランピングサイト(4区画)、ダイニングなどを完備。一番の目玉は、目的や気分に合わせて行き来できる2つのサウナ室だ。サウナ室からインフィニティ水風呂や外気浴スペースまでの距離も近く、抜群のリトリート体験を堪能できる。

全面ガラス張りのサウナからは、四季折々のハーブや薬草、田畑が広がる原風景とともに、広大無比な立山連峰が見える。

また、ミツバチの巣をモチーフとした六角形の構造を採用することで、サウナにとって最適な熱温環境・音環境を実現。さらに半地下構造となっており、マウンド部分に土と草花を盛ることで、夏は涼しく冬は暖かい断熱効果を得ている。

広大な立山山麓を目にしながら、没入感あふれるアートのような世界観の中で癒しを得たい。

The Hive
所在地:富山県中新川郡立山町日中上野57−1
公式サイト:https://the-hive.jp/

埼玉|「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE」で北欧サウナを満喫

埼玉県入間市にあるグランピングリゾート「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE(ビオリゾート ホテル&スパ オーパークおごせ)」は、「ビオトープ(生き物が暮らす場所)」をテーマにした施設だ。

宿泊棟は多彩で、豪華な「サウナスイートキャビン」をはじめ、「グランピングテント」や「ログキャビン」、「空中グランピングドーム」など、メンバーや好みに合わせて宿泊スタイルを選ぶことができる。

こちらの画像は「サウナスイートキャビン」。定員4名の一棟貸しとなるキャビンで、ロウリュウ付きのサウナ室や水風呂となる屋外ジャグジー、アウトドアダイニング、BBQグリル、暖炉などを完備している。

室内はフィンランド最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」とのコラボによって、ラグジュアリーかつモダンな雰囲気に。さらに、11月4日(金)からは、埼玉・川越発のクラフトビール「COEDOビール」の樽が設置される「0秒ビールサーバー」のオプションサービスも提供中だ。

サウナ室×水風呂×ビールサーバーが半径1m以内にあるという「極上のととのいエリア」を体感してみては。

BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE
所在地:埼玉県入間郡越生町上野3083-1
公式サイト:https://opark.jp/

逗子|「SPACE KEY POINT リビエラ逗子マリーナ」で極上の体験を

一直線に伸びる水平線、温暖な気候、青い空に映えるヤシ並木、マリンスポーツでにぎわう海辺。隣町の鎌倉と同じく海と山に囲まれた自然豊かな場所で、遠くに富士山を望む好立地に位置するのが「SPACE KEY POINT リビエラ逗子マリーナ」だ。

同施設の客室は、近未来的な丸みを帯びたフォルム、開放感ある一面のガラスに、そよぐ潮風を楽しめる広いテラスを有しているのが特徴。

宿泊者限定の完全貸切制プライベートサウナ「OCEAN SAUNA」は、初心者はもちろんサウナー必見の仕様。大海原を一望する大きな窓、木のぬくもりに包まれた本格フィンランド式サウナを楽しめるプライベートスペースとなっている。

セルフロウリュでじっくり温まったあとは専用テラスの水風呂に。外気浴で潮風を浴び、贅沢なロケーションならではの極上のととのい体験を楽しめる。

SPACE KEY POINT リビエラ逗子マリーナ
所在地:神奈川県逗子市小坪5-23-15
公式サイト:https://www.zushi-glamping.com/

香川|「SANA MANE」に巻き貝のようなサウナが誕生

この秋、瀬戸内海に浮かぶ直島のグランピング型リゾート「SANA MANE(サナマネ)」に、独創的なフォルムのサウナ施設「SAZAE(サザエ)」が誕生した。

海と山の香り、優しい波の音色、柔らかな風の感触、刻々と変わる空の色……。現代アートの聖地としても知られる直島にたたずむ「SANA MANE」は、大自然・アート・リゾートが融合した、五感を刺激するグランピング型リゾートだ。

そこに造られた「SAZAE」は、その名の通り、巻き貝を想起させるコロンとしたフォルムが特徴。美しく柔らかな曲線や、存在感がありながらも風景に溶け込むデザインが目を惹く。巻き貝のスリット部分から中へ入ると、曲線と曲面で構成された神秘的な空間が広がっている。

ちなみにサウナは熱気が上部に溜まるため、温度を逃さないよう天井の穴はタブーとされている。しかし今回はオリジナルの吸排気システムを導入することで、天井からの採光を実現した。

SANA MANE GLAMP DOMES
所在地:香川県香川郡直島町横防2182
公式サイト:https://sanamane.jp/

千葉|南房総を旅するなら「amane」と「ゆうみSauna Cafe」

南から北上する黒潮に抱かれた南房総は、一年を通じて花が咲く温暖なエリアとして知られている。「amane」は、そんな南房総に位置する、関東の冬の旅のイメージがガラリと変えるオーシャンリゾートだ。

本格的システムキッチンのあるコンドミニアムタイプの部屋は、専用テラスと庭園を備え、庭から直接、海岸へ出られる贅沢なロケーション。冬はこたつが登場し、部屋でも暖かに過ごせる。

そしてこの冬、同施設のオプションとして利用したいのが、amaneからレンタサイクルで海沿いの一本道を数分走った先の元名ビーチにある姉妹施設「ゆうみ Sauna Cafe」。

「ゆうみ Sauna Cafe」は本格的セルフロウリュが愉しめる完全予約制の高級プライベートサウナ5室に、開放感あふれるオープンカフェが併設したウェルネスリゾートだ。

東京湾越しに美しい富士を望む「整い湯」や、鋸山の伏流水による肌にやさしい水風呂など、大人のこだわりに応える設備が揃う。サウナの後はパノラマビューのカフェで乾杯するのも乙だ。

amane
所在地:千葉県安房郡鋸南町元名1016
公式サイト:https://www.awa-amane.com/

ゆうみSauna Cafe
所在地:千葉県安房郡鋸南町元名435
公式サイト:https://www.umi-saunacafe.com

いずれも超一流の施設ばかり。気になったら早めの予約がおすすめだ。

(IKKI)