世界的に評価が高まっているオーストラリアのプレミアムワイン!ヤラ・ヴァレーの3ブランドを紹介

世界各地のワインを取り扱うエノテカは、オーストラリア、ヴィクトリア州ヤラ・ヴァレーの生産者「ジャイアント・ステップス」「メイヤー」「ヤラ・イエリング」の3ブランド19品目の販売を、10月20日(木)から開始した。

商品によっては、エノテカのショップやオンラインでの取り扱いのみ、また飲食店でのみ味わえるワインもある。

オーストラリアのプレミアムワイン3ブランド

今回取り扱いを開始する3ブランドは、オーストラリア本土で最も冷涼といわれる産地のひとつとして名高い、ヴィクトリア州ヤラ・ヴァレーのプレミアムワイン。

オーストラリアは、最新技術の導入や自由な発想を取り入れたワイン造りで、近年世界的な評価を高めている。

全7商品を取り扱う「ジャイアント・ステップス」

1998年に創業した「ジャイアント・ステップス」は、ピノ・ノワールとシャルドネの単一畑のブドウを使用したワイン造りに注力したワイナリー。

ワイナリーの名前の由来は、モダン・ジャズのサックス奏者ジョン・コルトレーンさんがリリースしたアルバムの曲名。畑の個性、収穫年の特徴、栽培している品種の特性をワインに表現し、ワインそのものが語るストーリーを大切にしている。

豊かな果実味を率直に感じるワイン

「ヤラ・ヴァレー・ピノ・ノワール」は、6つの畑のブドウを使用し、ヤラ・ヴァレー地域の特性をあますことなく表現したワイン。区画により全房発酵(*1)と除梗(*2)を使い分け、天然酵母(*3)で発酵をしたあと、新樽比率10%のフレンチオークで8ヵ月熟成し、豊かな果実味を引き出す。

赤 2021、750ml、4,620円

赤 2021、750ml、4,620円

全9商品を取り扱う「メイヤー」

「メイヤー」は、オーストラリア産ピノ・ノワールの究極系と称されるカルトワインを造る「ジェムブルック・ヒル」の醸造家も務めたティモ・メイヤー氏が、オーストラリアで1999年に創業したワイナリー。

人の手を極力加えない自然な栽培・醸造を実践しながらも、透明感と繊細さが際立ったワインは、エレガンスの極致と称されている。

すべて天然酵母で行うワイン

「メイヤー・クローズ・プランテッド・ピノ・ノワール」は、20%をブドウの房ごと発酵し、発酵はすべて天然酵母で行い、新樽比率20%の樽で10ヵ月熟成。

鮮やかな赤いベリーの香りと清涼感を感じる、きめ細やかな口当たりのワイン。

赤 2021、750ml、9,350円

赤 2021、750ml、9,350円

全3商品を取り扱う「ヤラ・イエリング」

「ヤラ・イエリング」は、ヤラ・ヴァレーにおけるファインワインのパイオニアと呼ばれる、ベイリー・カラドス博士が設立したワイナリー。ヤラ・ヴァレーの冷涼な気候を活かし、多品種のブドウを栽培している。

品種のブレンド比率、オーク樽の種類や熟成年数における実験に長年に渡り取り組み、独自のスタイルを築き上げた。

若い段階から楽しめるワイン

「ニュー・テリトリーズ・シラーズ・トウリガ」は、ブドウ品種のトウリガ・ナショナルが植えられた時、土地がブドウ畑として再生を果たしたことから「ニュー・テリトリー」と名付けたもの。

シラーズとトウリガ・ナショナルはそれぞれ房ごと発酵し、品種ごとにフレンチオークの古樽で9ヵ月熟成。タンニンの抽出は控えめに行っているため、果実味豊かな活き活きとしたスタイルで若い段階からも楽しめる。

赤 2021、750ml、7,700円

赤 2021、750ml、7,700円

オーストラリアの実力を味わってみては。

詳細:https://www.enoteca.co.jp/archives/detail/NAUS

(田原昌)

※表示価格は税込

*1 ブドウの実だけでなく果梗(茎)も含めて一緒に発酵する方法
*2 果梗(茎)を取り除き、果粒(実)だけを使用し発酵する方法
*3 ブドウの果粒や醸造所に自然に存在している様々な酵母