リユースした杉材と無垢の鉄が調和した、使うたびに味わいが増す「OLD ASHIBAアイアンラック」

1937年創業、平岡工業社のアウトドアガレージブランド「asobient(アソビエント)」と、木製品製造メーカー「WOODPRO(ウッドプロ)」がコラボした「OLD ASHIBA(足場板古材)アイアンラック」のプロジェクトが、クラウドファウンディングサイトCAMPFIREにて実行中だ。

使い続けることで少しずつ変化し、自分だけのアイテムに育てることができるアイアンラックだ。

未来を繋ぐものづくりを展開する「WOODPRO×asobient」

持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標SDGsは、今や当たり前となった。「asobient」が果たすべき責務は「つくる責任・つかう責任」。“つくる側”だけでなく“つかう側”も持続可能な社会作りに貢献できるように働きかけていく。

足場板をアップサイクルする「WOODPRO」

「WOODPRO」は、広島県の廿日市市に位置する木製品製造メーカーで、使い終えた足場板を、テーブルや椅子などの家具に生まれ変わらせている。

今年はアップサイクルとリサイクルでほぼ100%達成することを目標にして掲げるなど、長い間、資源・環境問題に積極的に取り組んでいる企業だ。

世界に一つだけの「OLD ASHIBAアイアンラック」

エネルギー資源最小化に取り組んだ「アイアンラック」

「OLD ASHIBAアイアンラック」の鉄脚部分は、広島にある平岡工業社の自社工場にて設計から製造までを担っている。原材料ロスを極力なくし作業効率を高めるため、溶接用治具を考案・製造することで、CO2排出や電力使用量などのエネルギー資源最小化にも取り組んでいる。

使命を終えた足場板「OLD ASHIBA」

足場板とは、建設現場で職人が歩くための仮設材として使われているもの。足場板は使われてきた状況も期間もそれぞれ異なるので、個体差がある。再利用しても問題ない状態のものを選定し、水洗い、天日乾燥、研磨などの工程を経て、一つ一つ味わいのある天板として生まれ変わる。

使い込むことで自分だけの味わいが増す天板

使い方によっては、例えば熱々のダッチオーブンを置いて少し焦げたり、コーヒーをこぼしてちょっと茶色くなるかもしれない。そういった変化を楽しめるにも魅力だ。

また、足場板の天板を外してロストルに付け替えれば鉄脚だけでも使用できる2WAY仕様になっている。

新しくて、面白いものづくり広島から発信

7月に誕生したばかりの「asobient」の焚き火台から発想したスクエアのロゴは、一部が欠けている。欠けている部分には、枠にはまらず、無限大の自由な遊びを提案していく、asobientの気持ちを込めた。

今後は業界の垣根を越えて、「ものづくりの街=広島」と言われるように、異業種とのコラボを積極的に展開していく。

一つ一つ丁寧につくられた同商品に、たくさんの思い出を刻んでいこう。

OLDASHIBAアイアンラック
天板(足場板):W800×D200×H35mm
鉄脚:W500×D234mm
ロストル:W800×D200mm
組立時:W800×D234×H500mm
原産国:日本(広島県)
CAMPFIRE 公開ページ:https://camp-fire.jp/projects/view/612440

(hachi)