<芸術新潮 8月号>世界的ブランド「シャネル」創設者、ガブリエル・シャネルの偉業に迫る

世界中を魅了し続けるラグジュアリーブランド、シャネルを紐解く。

7月25日(月)発売の『芸術新潮』8月号では、ガブリエル・シャネルを初めて特集。20世紀初頭、彼女のクリエイションはどのように革新的だったのか。同誌では、モードの世界のみならず、女性の生き方そのものに自由をもたらした偉業に迫っている。

また、「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」が、東京の三菱一号館美術館で9月25日(日)まで開催中だ。

世界に革新を起こした「ガブリエル・シャネル」

日本では愛用者を表す「シャネラー」なる造語まで生まれた高級ブランド、現代ではコンサバなスーツの代名詞のようにとらえられがちなシャネルだが、そのクリエイションは20世紀初頭、とてつもなく革新的なものだった。

彼女がモードの世界にもたらしたパラダイムシフトについて、具体例を挙げながら解説するのは、ガリエラ宮パリ市立モード美術館のミレン・アルサリュス館長。

また、フランス文学者の鹿島茂さんと作家の原田マハさんが、階級差別をものともせず、華麗なる交友関係を築き、自らの力で新しい女性の生き方を切り拓いていった稀代のクリエイターの偉業に迫る。

ガブリエル・シャネル展も開催中

ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てる回顧展「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」を三菱一号館美術館で開催中。日本での開催は32年ぶりだ。

同展では、「20世紀で最も影響力の大きい女性デザイナー」が手がける、1963-64年秋冬のアンサンブルから、最後のコレクションとなった1971年春夏のドレスまで展示中。

撮影:筒口直弘

撮影:筒口直弘

『芸術新潮』の特集と併せて、世界的ブランドを築いてきたガブリエル・シャネルの世界観を楽しむのも良さそうだ。

『芸術新潮』2022年8月号
造本:144ページ、A4変型、無線とじ
定価:1500円(税込)
URL:https://www.shinchosha.co.jp/geishin/

ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode
期間:開催中~9月25日(日)
会場:三菱一号館美術館
所在地:東京都千代田区丸の内2-6-2(JR「東京」駅 丸の内南口より徒歩5分)
時間:10:00〜18:00 ※⼊館は閉館の30分前まで
(祝⽇を除く⾦曜と会期最終週平⽇、第2⽔曜⽇は21:00まで)
チケット:⼊館料・当日券 一般 2,300円
公式サイト:https://mimt.jp/gc2022/

(hachi)