「ドルチェ&ガッバーナ」のラベルが印象的なシチリアワイン「Tancredi(タンクレディ)2018」

シチリアワインを販売するドンナフガータ社が、ドルチェ&ガッバーナがラベルデザインを手掛ける新製品「Tancredi(タンクレディ) 2018」を、5月24日(火)に三越伊勢丹をはじめとするワイン専門店で販売を開始した。

同製品はフルボディの赤ワイン。イタリア最古のワイン産地、シチリアの銘酒を味わうチャンスだ。

ワインとファッションのイタリア2大ブランドがコラボ

ドンナフガータ社は、品質にこだわるワインを160年以上にわたり造り続けてきたファミリーの4代目・ジャコモ ラッロが1983年に創設したワイン醸造所。

世界中にシチリアワインを広めたいという想いから、長い歴史の中で培った伝統的な経験と近代的な醸造技術により、卓越した品質と個性を持ったワインを世に送り続けている。

同社は、2020年より「ドルチェ&ガッバーナ」がデザインを手掛けるコラボレーション商品を展開。『伝統への愛・職人の情熱・細部への妥協なきこだわり』という共通の価値観が、「メイド・イン・イタリー」を代表するワインとファッションの2大ブランドを結びつけた。

コラボ商品は「Tancredi」の他、ロゼワイン「ROSA(ローザ)」・白ワイン「Isolano(イゾラーノ)」・赤ワイン「Cuordilava(クオル ディ ラヴァ)」がある。今後もコラボレーションは続いていくというから注目したい。

フルーティーなフルボディの赤ワイン「Tancredi 2018」

同製品は「ドルチェ&ガッバーナ」によりデザインされたラベルが印象的だが、各国のワイン品評会で数々の受賞経歴を持つドンナフガータを代表するワインだけに、クオリティも秀逸だ。

「Tancredi 2018」は、2018年ヴィンテージとなるフルボディの赤ワインで、深みのあるルビーレッドカラーが特徴的。カベルネソーヴィニヨンなどのブドウをメインに使用し、プラム・ブルーベリーを想起させるフルーティーでエレガントな飲み口が際立つ。

そこに、リコリス・スイートタバコのような繊細なスパイスのニュアンスが複雑に加わり、口に含むと同時に、魅惑的な味わいが広がる。しばらくは、包み込まれるような調和のとれた余韻が楽しめる芳醇なワインだ。

今回販売する同ワインの内容量は750ML。今後はマグナム・3L・6L・12L・18Lの展開も予定する。価格は750MLで7.440円(税込)。販売に関する問い合わせ先は、クリオ・インターナショナル社またはカリテ・エ・プリ社の公式サイトで確認を。

重厚感とコクがあるフルボディの赤ワインは、大人にこそふさわしいが、その濃厚さゆえに苦手とする人もいる。その点、「Tancredi 2018」はフルーティーなブーケや調和のとれた後味も魅力のひとつとされているワインだ。

彼女や友人たちと、シチリアの情景を想いながらグラスを重ねたい。

クリオ・インターナショナル:https://clioint.wixsite.com/1991
カリテ・エ・プリ:https://qualite.co.jp/

(高野晃彰)