7月下旬・木曽・奈良井にて開催|五感すべてでその土地の豊かさを味わう、プレミアムな野外レストラン

“日本のどこかで数日だけオープンする、プレミアムな野外レストラン”と聞くと興味が湧くだろう。それが「DINING OUT(ダイニングアウト)」だ。

2年半ぶりとなる第19弾「DINING OUT KISO-NARAI」が、木曽・奈良井を舞台に7月23日(土)、24(日)に開催される。

五感すべてで味わうプレミアムな野外レストラン

「DINING OUT」とは、「日本に眠る愉しみをもっと。」をコンセプトに、毎回日本のどこかで数日だけオープンするプレミアムな野外レストラン。2012年に新潟県佐渡市から始まり、過去17回実施。今後も時代の先端をゆく料理人やクリエイターたちが、地域の人々と一体となって、各地の新しい魅力を引き出していく。

一流の料理人がその土地の食材を新しい感覚で切り取った料理を、その土地を最も魅力的に表現する場所や演出とともに、五感すべてで味わえる。

中山道の宿場町「奈良井宿」が舞台

今回のDINING OUTの舞台は、「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されている「木曽路」。古来より霊山として人々の信仰を集めた御嶽山を望み、江戸時代には五街道の一つ、中山道によって宿場町が栄えた。そんな宿場町の一つ、奈良井宿は「奈良井千軒」と謳われるほど多くの人々で賑い、その街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。

文豪・島崎藤村の代表作「夜明け前」の冒頭に記される「木曽路はすべて山の中」という一節にあるように、この山深い地域では、土地がもたらす恵みをさまざまな知恵や工夫によって活かし、日々の暮らしが営まれてきた。

2年半ぶりの開催となる今回のDINING OUT。コロナ禍という、日々の暮らしを見つめ直す大きな経験を踏まえつつ、再開後初回となる今回は、こうした山中の暮らしで培われる、さまざまな「本質」を表現していく。

日本を代表するシェフの一人、長谷川在佑氏

今回のDINING OUTの料理を担当するのは、長谷川在佑氏。先日発表となった「Asia’s 50 best restaurants」では、見事1位に輝き、7月に発表となる「The World’s 50 best restaurants」でも、さらなる躍進が期待される、実力と勢いを兼ね備えた日本を代表するシェフの一人だ。

長谷川氏は、以前開催された「DINING OUT NIHONNDAIRA」なども担当。シェフとしてコロナ禍におけるレストランのあり方、そして地域と食、観光の関係性を考え続けてきた。

ディナーホストは、食やカルチャーなどをテーマに活躍するコラムニスト・中村孝則氏。同氏は「The World’s 50 best restaurants」の日本評議委員長を務めている。

また、ディナー翌日には、地域の文化を体感できるツアープログラムも展開。地域を代表する工芸文化である木曽漆器や、御嶽信仰に由来する滝行といったプログラムを用意。旅行代金は宿泊を含め220,000円〜288,000円となっている。

2日間限定のレストランで、木曽の文化や自然とともに最高の食事を堪能しよう。

DINING OUT KISO-NARAI
期間:7月23日(土)、24日(日)
募集人数:各日40名限定、計80名限定
会場:長野県塩尻市
販売:三越伊勢丹ニッコウトラベルにて販売。オフィシャルサイトから申し込みが可能
オフィシャルサイト:http://www.onestory-media.jp
過去のDINING OUTの模様:http://www.onestory-media.jp/diningout/

(田原昌)

※代金は消費税込