ボストンで最も有名なビール!「ハープーン・ブリューイング」が日本初上陸

アメリカクラフトビールの輸入卸を行うナガノトレーディングが、マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くHarpoon (ハープーン)社が醸造するビールの輸入販売を1月20日(木)より開始した。

地元に愛されたハープーン社のスパイス入りビール

ハープーン社は、1986年にハーバード大学でクラスメートだったビール好きのダン・ケナリー、リッチ・ドイル、ジョージ・リゲティが創業し、マサチューセッツ州における醸造許可証の第一号を取得。最初のビールとなる”Harpoon Ale”を発売した。

1988年には、シナモンとナツメグを投入した季節限定ビール”Harpoon Winter Warmer”を発売。

当時、スパイスの入ったビールは市場に流通しておらず彼らのアイディアは常識破りと言われたが、寒さの厳しいニューイングランド地方の風物詩となるほど愛されるビールとなった。

1993年に大ヒットビール“Harpoon IPA”誕生

1993年には、ブリュワリーのフラッグシップでもある“Harpoon IPA”が誕生。

当時、IPAのようなホップの香りの強いクラフトビールは西海岸以外ではほとんど流通しておらず、東海岸のビールファンに受け入れられるのかどうか不安もあったが、これが予想を超える大ヒットに。ブリュワリーのその後の成長を牽引する存在となった。

ハープーン社が市場に左右されず型破りなビールを造り続けたことで、東海岸にクラフトビールを広めたと言っても過言ではない。

2020年時点では、アメリカで15番目の規模を誇るブリュワリーにまで成長している。

「アンテナアメリカ」ほか酒販店・飲食店にて購入可能

ナガノトレーディングは、アメリカのクラフトビールに特化した輸入業者。ハープーン社のビールは、ナガノトレーディングが運営するボトルショップ&テイスティングルーム「Antenna America (アンテナアメリカ)」をはじめ、全国の酒販店・飲食店にて購入できる。

「アンテナアメリカ」で販売されているクラフトビールやスナック等は、すべてアメリカからの直輸入商品で統一。アメリカの食文化体験ができる場所として情報発信も行っている。

冬に飲むクラフトビールも格別、ボストン発の”Harpoon Winter Warmer”と“Harpoon IPA”を試してみたい。

Harpoon特集ページ:https://www.antenna-america.com/blogs/features/brewery-harpoon

(Yuko Ogawa)