下北沢が新しくなる!複合施設「(tefu) lounge」と“食”をテーマにした路面店が開業

小田急線の下北沢駅周辺に、ラウンジや食の複合施設がまもなくオープン。

2022年1月20日(木)に、下北沢駅南西口すぐの開発エリア08にて、「まちのラウンジ」をテーマにした複合施設「(tefu) lounge」と、「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマにした4つの路面店が集積する施設が開業する。

開発エリア08は、世田谷代田方面の「BONUS TRACK」への全面開通に向けて開発エリアを拡大。エリア名称を「NANSEI PLUS(ナンセイ プラス)」として来春の全体完成を目指している。

■「(tefu) lounge」オープン!新しい可能性を秘めたミニシアターも入居
「NANSEI PLUS」の核となる施設「(tefu) lounge」は、さまざまな過ごし方ができるラウンジを中心とした5階建ての複合施設として開業。

1階には、有機・無添加商品などを取り揃えたナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」(2月開業予定)と日本初上陸の焙煎所「Belleville Brûlerie TOKYO」、2階には、ミニシアター「シモキタエキマエシネマ「K2」」が入る。2、3階に位置するラウンジは、下北線路街のコンセプトである“であう” “まじわる” “うまれる“を実現する空間として、シェアオフィスとなる。

■食とコミュニティ、そしてアート
また、「NANSEI PLUS」には、「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマに、飲食や食物販等4つの店舗がオープンする。公募により集まった事業者や地域にゆかりのある事業者、新しくシモキタエリアでチャレンジする事業者など、多様なバックグラウンドを持つ。

2022年1月20日には、下北沢の名店「打心蕎庵」のオーナーが営む洋食屋「BONA BONA PĒTIT」、日本酒や日本ワイン等を揃えたリカーストアを併設するクラフトビアバー「TDM 1874 下北沢」、シモキタエリアでさまざまな業態の飲食店を展開するオーナーの新しい業態店舗「料理店 適温」がオープンし、2月末には、神田の北出食堂が手掛けるタコスに特化したタコス食堂「KITADE TACOS 下北沢店」が開業予定だ。

また、「園芸ショップ」は、地域内外の有志で構成される園芸コミュニティが運営することを予定しており、「アートギャラリー」はこれまでのシモキタカルチャーに捉われることなく、さまざまな文化を街に発信していく拠点として、シモキタエリアの魅力である“多様性”をますます引き出していく。

ラウンジやオフィスなどの働く機能、アートやシアターなど文化的な機能が充実している「NANSEI PLUS」。自宅を中心とした徒歩圏内の暮らしを一層充実させる、「駅前の新しいあり方」を提案している。

(tefu) lounge
所在地:東京都世田谷区北沢2丁目21-22ほか
詳細:https://www.odakyu.jp/news/o5oaa100000214ga-att/o5oaa100000214gh.pdf

(田原昌)