愛媛、四万十川源流、森の国「水際のロッジ」がE-Bikeのレンタルを開始

車移動では見つけられない、出会いえないものがある。

■滑床渓谷国立公園内にあるロッジ

日本最後の清流と呼ばれる四万十川源流・目黒川のほとり、滑床渓谷国立公園内にある「四万十川源流、森の国『水際のロッジ』」は、この水のように気ままに生きてみたくなる、そんな新鮮な気持ちにさせてくれるロッジ型の宿泊施設。

「水際のロッジ」がある愛媛県で一番小さな町・松野町は、国の重要文化的景観として認定された奥内の棚田や、四万十川の源流が流れ、野生動物も棲みつく滑床渓谷など、自然豊かな美しい町だ。

2020年3月のオープン以来、美しい自然環境を活かし、世代を問わず楽しめる野外アクティビティを宿泊客向けに提供してきた。そして、9月19日より、宿泊客向けに電動アシスト自転車「E-Bike」のレンタサイクルサービスを開始した。

■E-Bikeレンタサイクルを始めた理由

滑床渓谷周辺に自生する森の植物や動物の鳴き声、水のせせらぎ、風を五感で感じてほしいとの思いから、山の上の滑床渓谷でE-Bikeのレンタサイクルを開始した。

自転車移動は、車移動では味わいきれない「森の国」の大自然の恵みを存分に味わうことができる。また、E-Bikeで移動するからこそ、町中を駆け巡りながら、気軽に立ち止まり、地元に住む方々と挨拶や会話をする機会も増え、コミュニケーションの促進にもつながる。

E-Bikeは地球にとってエコロジーな乗り物であり、地球温暖化を解決する手段の一つとして、世界中で注目されている。

水際のロッジでの貸出サービスでは、健康にも環境にも良いE-Bikeが、快適な移動を実現するツールになりながら、限界集落である松野町「森の国」の魅力を伝える役割を担う。

■貸出機種はドイツ製【VEKTRON S10】

ドイツのサイクルメーカーTernが展開するE-Bike【VEKTRON S10】 を採用。

サドルとハンドルが上下に調整可能で、147~190cmまでの身長に対応可能。フレームが低いため小柄な人でもサドルを跨ぎやすい。

電動ユニットはドイツの部品メーカーBOSCH社の最新システム「Active Line Plus」を搭載し、アシストモードは5段階で切り替えでき、最長100kmのアシスト走行が可能。

半分に折りたたむことができ、畳むと410 × 860 × 680 mmとコンパクトサイズになるため、車に乗せて少し遠くのエリアでサイクリングを楽しむことも可能だ。

そのままにしていれば消えていきかねない、限界集落と言われる町。「水際のロッジ」は、その町ならではの魅力伝えることで、本来あるべき価値観、 仕組みを構築し、豊かな社会を目指していくという。

ありきたりの観光地では見つけられない「出会い」がありそうだ。

四万十川源流、森の国「水際のロッジ」
レンタサイクル

貸出期間:9月19日〜(冬季は休業)
貸出時間:7:00~17:00(5台限定)
貸出料金:1000円(税込)/1時間
貸出対象:身長147cm以上
所在地:愛媛県北宇和郡松野町目黒 滑床渓谷
公式サイト:https://morino-kuni.com/riverside-lodge/

(冨田格)