伝説のレーシングカーを称える、特別な「ギブリ」と「レヴァンテ」が登場

“100年ブランド”であるマセラティの中にあって、アイコン的なレーシングカーである「250F」の輝きはいつの時代であっても色褪せない。

1954年にF1デビューした「250F」は、通算5回のワールドチャンピオンを獲得することになる伝説のF1ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオ氏とともにサーキットを疾走。現在よりもはるかにリスクの高いレーシングシーンにあって、幾多の勝利をマセラティにもたらした。

そして今回、ギブリとレヴァンテに設定された「Fトリブート」は、伝説への敬意と走りへの情熱を濃密に注入したモデルとなる。

2種類から選べるボディカラーは、いずれも鮮烈。イタリアでモータースポーツをもっとも体現するとされる赤をイメージした「ロッソ・トリブート」と、歴史あるモデナを象徴する明るく鮮やかな青をイメージした「アズーロ・トリブート」が用意される。

フェンダーやCピラーには、グロスブラック仕上げの専用トリブートロゴを採用。足元にはイエローアクセントを加えた大径アルミホイールを奢り、レーシーな雰囲気と特別感を高めている。

ピエノフィオーレレザーを採用する内装では、ボディカラーに合わせたレッドもしくはイエローの専用ステッチが丁寧に縫い込まれる。

限定台数はそれぞれ14台(ボディカラー毎に7台限定)で、右ハンドル仕様のみ。価格は「ギブリ Fトリブート」が1,528万円、「レヴァンテ Fトリブート」が1,713万円。

(zlatan)

画像元:マセラティ ジャパン