現行Aクラスは2018年10月に、同じくAクラスセダンは2019年7月にそれぞれ日本デビュー。完全新設計のFFプラットフォームをベースに、若々しくアグレッシブなデザインや高効率なパワートレーン、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」などを採用している。
今回追加された「A250e」は、1.4Lの直噴ターボエンジン(160ps/250Nm)に、電気モーター(75kW/300Nm)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。普通充電に加え、チャデモ規格の急速充電にも対応する。
車重は1,690kg(セダン)で、同型エンジンを積むガソリン仕様より320kgも重い。また、バッテリーを床下に敷き詰めているため、走り味はさらに低重心かつ重厚なものになる。
ハイブリッド燃費は16.1km/L。ちなみに、1.4Lのガソリン仕様は15.2km/L、2.0Lのディーゼル仕様は19.2km/Lをマークしている(いずれもWLTCモード)。
ドライブモードは、「C(コンフォート)」「ECO(エコ)」「S(スポーツ)」「I(インディビジュアル)」に加え、時速140km/hまでのモーター走行を可能とする「EL(エレクトリック)」や充電量を一定に保つ「BL(バッテリーレベル)」という6種類から選択できる。
さらにELモードでは、ステアリング裏のパドル操作によって、バッテリーへのエネルギー回生量を5段階で調整することも可能だ。
価格は「A250e セダン」が567万円、受注生産となる「A250e」が557万円。購入者は、普通充電器本体の無償提供に加え、10万円を上限とした設置費用サポートを受けることができる。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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