「MINI」の3ドア/5ドア/コンバーチブルが、モデルライフで2度目のマイナーチェンジ!

新型MINI 3ドア/5ドア/コンバーチブルでは、丸目のヘッドライトを全車でLED化。それに伴い、フロントグリルを大型化して、MINIの伝統である六角形グリルを際立たせている。

また、従来はフォグランプを装着していたフロントバンパー下部に、エアカーテンを新たに採用し、デザイン性とともに空力性能も向上。バンパーの中央部は、従来のブラックからボディ同色に変更されている。

業界初となるマルチトーン・ルーフも見逃せない。グラデーション・デザインを用いたこのルーフは、車両前方に深みのある「ソール・ブルー」、中央部分に移動するにつれ明るい「パーリー・アクア」、さらに後方部分は「ジェット・ブラック」へと徐々に変化するというユニークさや芸術性がある。

一方のインテリアでは、レザーステアリングホイールやタッチ式の8.8インチセンターディスプレイ、通信機能の「MINI Connected」が全車で標準に。

センターディスプレイの表示方法は、落ち着きのある「ラウンジ・モード」と、MINIのゴーカート・フィーリングを視覚的に演出する「スポーツ・モード」を気分に応じて選択できる。

そのほか、中央のエアコン吹き出し口が、インテリアサーフェスに溶け込んだデザインへと刷新されている。

ラインアップは、ガソリン仕様の「ワン(102ps/190Nm)」「クーパー(136ps/220Nm)」「クーパーS(192ps/280Nm)」「JCW(231ps/320Nm)」、ディーゼル仕様の「クーパーD(116ps/270Nm)」「クーパーSD(170ps/360Nm)」が揃う。

組み合わせるトランスミッションは、「クーパーSD」のみ8速ATで、その他のグレードはすべて7速DCT(デュアルクラッチ)となる。そして、マニュアルトランスミッションは残念ながら姿を消している。

運転支援システムでは、MINIブランドとして初搭載のレーン・ディパーチャー・ウォーニングをはじめ、衝突回避・被害軽減ブレーキや前車接近警告機能を標準化(ワンを除く)。また、アクティブ・クルーズ・コントロールには、ストップ&ゴー機能が初搭載されている。

■グレードおよび価格
・MINI 3ドア
ワン=273万円
クーパー=329万円
クーパーD=342万円
クーパーS=397万円
ジョン・クーパー・ワークス(JCW)=482万円

・MINI 5ドア
ワン=290万円
クーパー=346万円
クーパーD=359万円
クーパーS=414万円
クーパーSD=427万円

・コンバーチブル
クーパー=385万円
クーパーS=453万円
ジョン・クーパー・ワークス(JCW)=538万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン