東日本大震災から10年。国内外に感謝を伝える花火が三陸で打ちあがる

2021年は、甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年目を迎える節目の年だ。そこで、三陸から国内外に向けた感謝を伝える花火が打ちあがる。

 

■三陸から上がる感謝の花火

三陸地域の団体・個⼈が中⼼となって発⾜した「三陸花火競技大会実行委員会」は、岩手県陸前高田市にて、ライブ配信で鑑賞する無観客の花火を5月15日(土)に打ち上げる。番組時間は14時から20時、打ち上げ時間は19時30分頃から10分程度となる。なお、打ち上げ場所は非公開。荒天の場合は中止とのこと。

未だ新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、東日本大震災から10年が経過した2021年。世界中の人々へ、これまでの復興支援の感謝の気持ちを伝えるため、東北の更なる復興と繁栄への願いを込めた開催となる。

このイベントは、YouTubeをはじめ、17Live、Instagram Live、Vimeo、Clubhouse、Twitter LIVE、Facebook LIVE、LINE LIVEにてライブ配信を行う他、花火の事前プログラムも多数用意する。また、今回のイベントでは、Clubhouseを運営側の無線として使用し新たな取り組みにチャレンジ。普段は見ることのできない花火大会の裏側を、花火を見ながら体感できる。

なおライブ配信での無観客のイベントのため、一般の人は来場することができない。

■世界中の人々に花火を届けるためのキャンペーン

イベントに先駆け、世界中の人々に花火を届けるため「世界に届け!Thank you from Tohoku キャンペーン」を実施する。参加者には、三陸花火競技大会実行委員会の制作するアフタームービーのエンドロールに、名前と国名、または都道府県名を掲載する。

参加方法は、下記ハッシュタグを含む内容を自身のSNSアカウント(Twitter, Instagram, Facebook)で投稿し、情報を拡散する。ハッシュタグは「東北から感謝の花火を打ち上げ!2021年5月15日開催!#fromtohoku #国名、または都道府県名」@sanrikuhanabi(タグ付け)」となる。投稿期間は5月23日(日)までだ。

きっと美しい三陸の花火を見ると何か感じるはずだ。視聴はもちろんのこと、ぜひ「世界に届け!Thank you from Tohoku キャンペーン」に協力して欲しい。

三陸花火大会公式ホームページ:https://sanrikuhanabi.com/

(GINGA)