特別仕様の「V12スピードスター」が、アストンマーティンの伝説を呼び起こす

1956年に誕生したDBR1は、ル・マン24時間やニュルブルクリンク1,000kmといった世界的なレースで頂点を極めるなど、アストンマーティン史上もっとも成功したレーシングマシンにして史上もっとも美しく優雅なクルマと謳われる。

ステアリングを握っていたのは、スターリング・モスやキャロル・シェルビーといったレジェンド達で、現在でもヒストリックカー界において燦然と輝き続けている存在だ。

今回の「V12スピードスター リミテッドエディション」は、世界限定88台のみが生産されるオープン2シーター「V12スピードスター」をベースに、DBR1にオマージュを捧げる数々のカスタマイズが施されている。

ボディカラーには、伝説を呼び起こすアストンマーティン・レーシング・グリーンを採用。さらにクラブスポーツ・ホワイトによるピンストライプとロンデルを配し、レーシーな雰囲気を一気に高めている。

また、サテンシルバーのアルマイト・グリルや、サテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げとしたセンターロック式の21インチアルミホイールなどを採用する。

オープンスタイルのコックピットでは、ビリジアン・グリーンのテキスタイル/レザーや、艶消しアルミニウム・スイッチギアなどを装備。シート後方左右の透明なリアカウルの中には、アストンマーティン・レーシング・グリーンに塗装されたヘルメット×2セットが格納されている。

心臓部の5.2L・V12ツインターボエンジンは、最高出力700ps/最大トルク753Nmを発生。車両後方に搭載された8速ATを介して後輪を駆動し、0-100km/h加速タイム=3.4秒、最高速度=318km/hをマークする。

(zlatan)

画像元:アストンマーティン・ジャパン