現行GLCクーペは、2019年10月のマイナーチェンジによって、SUVらしさを際立たせた内外装デザインへとアップデート。全車に標準装備する運転支援システムは、「Sクラス」と同じくメルセデス最高レベルとなる。
パワートレーンは個性豊かな4機種を揃えているが、今回の限定車「GLC220d 4MATIC マグノ ナイト エディション」は、2.0Lの直噴ターボディーゼル(194ps/400Nm)+9速ATを搭載し、WLTCモード燃費は15.1km/Lをマークしている。
注目は何といっても、通常ラインナップでは選ぶことができないボディカラー、「セレナイトグレーマグノ(艶消しグレー)」になるだろう。
また、AMGスタイリングパッケージをベースに限定車専用の「ナイトパッケージ」が奢られ、通常はシルバーであるフロントグリル&スポイラー、ウィンドウモール、リアバンパー、ルーフレールなどが精悍なブラックに。足元は、ハイグロスブラック仕上げの20インチAMGアルミホイールが力強く引き締めている。
車両全体が醸しだすオーラは実にクールで、メルセデスらしい重厚な雰囲気が増幅している。
ライト類もアップグレードされ、マルチビームLEDヘッドライトやLEDコーナリングライト、アダプティブハイビームアシストプラスが標準装備される。
一方のインテリアは、本革ブラックシートやブラックアッシュウッドのトリムなどを採用し、艶消しグレーのボディとシンクロした装いとされている。
そのほか、12.3インチのコックピットディスプレイや前席シートベンチレーション、「Magno Night Edition」バッチなども装備する。
限定台数は100台で、価格は891万円。より緻密な足さばきを実現するAIR BODY CONTROLサスペンションは、GLCクーペの特長である走りの質をさらに引き上げる。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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