新型「SUV 2008」がマルチエナジーで登場!個性的かつエネルギッシュなスタイルに一目惚れ!

新型2008のボディサイズは、全長4,305×全幅1,770×全高1,500mm、ホイールベース2,610mm。先代モデル(2014年に日本デビューした初代)との比較では、145mm長く、30mmワイドで、20mm低く、ホイールベースは70mm延長され、よりスタイリッシュで広い室内空間を手に入れている。

その一方、最小回転半径は0.1m小さい5.4mとして取り回し性を向上。また、205mmの最低地上高(先代比+55m)を確保しながら、多くの立体駐車場にも適合している。

彫刻的かつ個性的なデザインからは、ボディサイズ以上の存在感やエネルギーがみなぎる。フロントフェイスは、堂々とした垂直グリルや牙のように伸びるLEDデイタイムライトを備え、「GT Line」ではライオンの3本の爪痕をモチーフとしたフルLEDヘッドライトも装備される。

サイドビューの見どころは、前後フェンダーから車体中央に向かって伸びる三角形のプレスラインが生みだす、ハイライトとシャドーの対比になるだろう。また、リアに向けて駆け上げるベルトラインやブラックダイヤモンドルーフ、ブラックアウトしたCピラーなども、スリークな雰囲気を増幅させている。

リアに目を移せば、ライオンの爪痕をモチーフにした3つのLEDリアライトが、プジョーのアイデンティティを主張する。

EV仕様の「e-2008」では、フロントグリルがボディ同色となるほか、見る角度によって色調が変化するライオンマーク、軽量化や空力向上にも貢献するインサート付き18インチホイールなどが採用される。

インテリアには、小径ステアリングの上からメーターを確認するi-Cockpitの最新バージョンとなる「3D i-Cockpit」を採用し、質感も使い勝手もワンランク向上させている。可動式のフロアボードを備えるラゲッジルームは、クラス最大級の434L~最大1,467Lまで広がる。

パワートレーンは、ガソリン/ピュアEVのどちらか。1.2Lの直噴ガソリンターボ(130ps/230Nm)+8速ATは、従来までの3気筒エンジンのイメージを覆すトルクデリバリーや低振動・低騒音を誇り、燃費はWLTCモードで17.1km/Lをマーク。エコ・ノーマル・スポーツという3つのドライブモードのほか「GT Line」にはアドバンスグリップコントロールが搭載される。

一方、e2008が搭載する電気モーターは136ps/260Nmを発揮し、瞬時の応答性やリニアな加速、極めて静粛性の高いドライビング体験を提供する。最大航続距離は385km(JC08モード)で、3つのドライブモードや回生ブレーキの強度も選択できる。充電時間はチャデモ急速充電で約50分(80%充電)、200Vの普通充電は約18時間(100%充電)、50km走行分の充電は約4時間となっている。

運転支援システムも充実し、アクティブセーフティブレーキやストップ&ゴー機能付きACC、レーンキープアシスト、レーンポジショニングアシストなどが全グレードで標準装備となる。

■グレードおよび価格
SUV 2008 アリュール=299万円
SUV 2008 GT Line=338万円
SUV e-2008 アリュール=429万円
SUV e-2008 GT Line=468万円

(zlatan)

画像元:グループ PSA ジャパン