アスリートの走りを獲得した「フィアット 500X」の新グレードが熱い!

昨年5月に新たなデザインと新たなパワートレーンを採用した500Xは、従来までの愛らしい面影も残しつつ、より逞しく存在感のあるスモールSUVへと進化。現行ラインナップは、装備充実の「500X クロス(334万円)」が実質的なモノグレードとして気を吐いている。

そして、新グレードの「500X スポーツ(344万円)」は、スポーティな内外装や専用サスペンションを採用し、“アーバンスポーツSUV”として500Xの新たな魅力を打ち出す。

そのシルエットは、従来までの500Xとは明らかに異なるオーラを放つ。具体的には、専用スポーツサスペンションによってローダウンしたスタイルに加え、「クロス」に対して2インチアップとなる大径19インチアルミホイールやボディ同色のホイールアーチモールディングも相まって、低重心感が驚くほどに強調されているのだ。

また、大開口のロアインテークを持つスポーティなフロントバンパーやボディ同色のサイドスカート、ダークグレー仕上げのミラーハウジング、クローム仕上げのデュアルエキゾーストパイプなどを専用装備する。ボディカラーは、専用色の「セダクションレッド」を含む全4色が設定されている。

一方のインテリアでは、レーシングテイストのアルカンターラ/レザー仕立てのステアリングホイールをはじめ、ダークグレー仕上げのインパネ、アルカンターラで覆われたメーターフード、スポーツペダルカバーなどを採用。また、ブラックのレザーシートは、シート高が「クロス」に比べて13mm低く設定されている。

パワートレーンは、オールアルミ製の新世代1.3L直噴ターボに6速デュアルクラッチが組み合わされ、最高出力は151ps/5,500rpm、最大トルクは270Nm/1,850rpmを発揮。ステアリングには専用チューンが施され、クイックなフィーリングと回頭性が高められている。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン