日本ではまだ取り扱っていなかった、ブルゴーニュワインが登場。
それは、思わず「プチポマール」と呼びたくなるブルゴーニュピノノワール。美しいルビー色で、赤と黒のフルーツのアロマの赤ワインだ。
ブルゴーニュワイン専門に輸入直販を行うHome & Kitchenは、2020年7月より、日本初上陸のポマール村「ドメーヌシロブチョ」のワイン7種を販売開始。
■ドメーヌシロブチョとは
ブルゴーニュ コートドボーヌの中心部にあるポマール村で、1920年代から4世代続く伝統あるドメーヌ。所有のぶどう畑は約8ヘクタール。ポマール、ヴォルネ、サントネとマランジュにブドウ畑を所有し、一級、村名、地方名クラスのワインを生産している。
今まで日本では販売されたことがなく、今回が初上陸。フランス以外では米、英、豪など主に英語圏において人気のドメーヌで、ワインスペクター誌などで高い評価を得ている。
■7種の取り扱いワイン
・ブルゴーニュピノノワール
・・ポマール
・ポマール1級 アルヴェレ ”Arvelets”
・ヴォルネ
・マランジュ1級 クロルッソ “Clos Roussorts”
・サントネ1級 ルッソー ”Rousseau”
・クレマンドブルゴーニュ
■戦前はAOCポマールの区画だったぶどう畑の、AOCブルゴーニュピノノアール
シロブチョのブルゴーニュ ピノノワールのぶどう畑は、第二次世界大戦前はAOCポマールに分類されていた。後に国立アペラシオン国立研究所(INAO)が設立され、ぶどう区画の修正が始まり、幹線道路74号線がAOCポマールの限界となった。
その結果、シロブチョの所有していた区画(幹線道路の外側)がAOCブルゴーニュ ピノノワールに。そこはクロ デュ シャトードポマールの近くで、AOCポマールとほんの数十メートルしか離れていない。
今は質の高いブルゴーニュ ピノノワール、「プチポマール」と呼びたくなるようなワインを生産している。74号線はぶどう畑よりも高いため、雨水は道路の反対側に留まるのでぶどう畑は非常に乾燥し、理想的な状態なのだ。
■ドメーヌシロブチョのワイン醸造方法
自然とテロワールを尊重しながら、伝統的な方法でぶどうを育てている。何度も土を耕し、ブドウを大切に扱い、もちろん収穫は手作業。新樽率30〜40%、オーク樽での熟成は12ヶ月間。軽いろ過の後、ワインはその年の出来栄えに応じて15〜16ヶ月後に瓶詰めされる。
■歴史の中で世界的に愛されてきたブルゴーニュのポマール
ポマールは世界的にピノノワールのぶどう品種の赤ワインで知られ、中世以来の歴史を伝える小さな通りや路地には、ワイン生産者の魂を感じる。ブルゴーニュの顔のひとつであるポマールは、アンリ4世、ルイ15世、詩人ロンサール、作家ヴィクトル ユーゴーによって高く評価された。
料理やチーズとのマリアージュを楽しんでみたい。
取り扱い:オンラインのみ
ECショップ:https://shop.home-kitchen.jp/collections/cyrot-buthiau
(田原昌)