5月19日に発売された特別仕様車「Q5 S line コンペティション」は、SUVとしては突出した精悍さや躍動的なオーラを放つ、限定250台の特別なモデルとなる。
パワートレーンは、電子制御コモンレール式の2.0L直噴ターボディーゼル+7速Sトロニック+クワトロ(4WDシステム)を搭載。日本においては約40年ぶりに復活した最新のディーゼルは、最高出力190ps/3,800-4,200rpm、最大トルク400Nm/1,750-3,000rpmを発揮し、1,900kgという車重を感じさせない力強い加速を生みだすとともに、15.6km/L(JC08モード)という好燃費をマークする。
ディーゼルといえば燃費だけではなく静粛性や振動も気になるところだが、さすがはアウディ、エンジン自体の洗練度はもちろんボディ剛性や遮音技術の高さなどによって、乗っている間はディーゼルとは気づかせないほど。高級車としての上質感はまったく損なわれないと言っていいだろう。
今回の「S line コンペティション」では、洗練されたパワートレーンや内外装をベースに、類まれなるスポーティネスが注入されている。
まずは本来はオプション扱いの「S lineパッケージ」や「ブラックスタイリングパッケージ」、バーチャルコックピットや先進の運転支援システムなどを含む「アシスタンスパッケージ」を標準装備。さらに、マトリクスLEDヘッドライトやプライバシーガラス/アコースティックガラス、シートヒーター(全席)といった快適アイテムも採用されている。
そしてエクステリアでは、マンハッタングレーメタリックのコントラストペイントを前後バンパー下部・ホイールアーチ・サイドスカートに施し、足元はグロスブラックのAudi Sport製20インチアルミホイールが引き締めている。
ボディカラーは、「ターボブルー」「アイビスホワイト」「グレイシアホワイトメタリック」「ナバーラブルーメタリック」「デイトナグレーパールエフェクト」の5色が用意される。
一方のインテリアでは、フラットボトム型のレザーステアリングホイールやピアノブラックのデコラティブパネルを配し、上質スポーティな空間を作り出している。価格はベース車から104万円アップとなる774万円。
(zlatan)
画像元:アウディ ジャパン
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