フィアットから“癒し系パンダ”が90台限定で登場

今年でデビュー40周年を迎えた「パンダ」は、現行モデルが3世代目。スクエアを基調としながらも丸みを帯びたデザイン、いわゆる“スクワークル”と呼ばれるシカクとマルを融合させたスタイルによって、逞しくも愛くるしいキャラクターが表現されている。

ボディサイズは全長3,655×全幅1,645×全高1,550mmと扱いやすく、それでいてサイズ以上の居住性や実用性を兼ね備えている点が特長になる。

今回の限定車は、ベース車である「パンダ・イージー」がもともと備えているチューナー付のUSBオーディオプレイヤーやキーレスエントリーなどに加え、フルオートエアコン、前席シートヒーター、リアパーキングセンサーが特別に装備される。

また、装着タイヤが従来の185/55R15から、1インチ小さい175/65R14へと換装されている。これによって、路面タッチのまろやかさやしっとり感が増し、より癒し系の乗り味となっている。

ボディカラーには、通常は設定のないコロッセオグレー(メタリックグレー)を特別に採用。室内はブラック/レッドの2トーン・インテリアによって彩りが増している。

搭載するパワートレーンは、875ccの直2マルチエアターボ(85ps/145Nm)+ATモード付5速シーケンシャル+FF(前輪駆動)。燃費はJC08モードで18.4km/Lと良好な数値をマークしている。

限定台数は90台となり、価格はベース車から10万円アップの234万円。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン