今回の限定車「トレイルホーク」は、ジープの中でもとくに優れた4×4性能をもつモデルのみに与えられる「Trail Rated」バッジを備えている。

このバッジを獲得するには、世界でも指折りの過酷さで知られるルビコントレイル（米・ネバタ州）を走破する必要があり、ハイレベルなトラクション性能・機動性・渡河性能・接地性が求められる。

限定152台の「グランドチェロキー・トレイルホーク」は、リアアクスルに電子制御式LSDを採用した「クォドラドライブII 4×4システム」や急こう配を一定速度で走れる「セレクスピードコントロール」などを備え、高い走破性を誰もが気軽に引き出すことができる。

外装では、マットブラックのボンネットデカールやピアノブラックのベルトモール、専用18インチアルミホイールにより、精悍な雰囲気を演出する。

また、レッドの牽引フックやバッジ類が効果的なアイキャッチになっているほか、ナチュラルグレーのアクセントを加えたフロントグリルやドアミラーカバーといったディテールによって、本格オフローダーの血統を感じさせるスタイルが完成している。

ボディカラーは、グラナイトクリスタルメタリックC/C（限定74台）、ダイアモンドブラッククリスタルP/C（限定68台）、ヴェルベットレッドP/C（限定10台）の3色。

レッドステッチをあしらった内装では、レザーとスエードのインサートを組み合わせたTRAILHAWKのロゴ入りシートを特別に採用する。価格は674万円。

一方、限定100台の「コンパス・トレイルホーク」は、道無き道を極低速で走行する場面で役立つ「アクティブドライブロー」や急な下りを一定速度で降りられる「ヒルディセントコントロール」を搭載し、非日常的なドライブでも安定した走行を約束する。

外装では、ダークグレーのアクセント付ブラックグリルやダークグレードアミラー、ダークグレールーフレールなどによって全体を引き締め、レッドのTrail Ratedバッジが内に秘めた抜群の走破性を物語っている。

ボディカラーは、通常モデルには設定のないグレーマグネシオメタリックP/Cを採用している。

内装では、レザーとファブリックを組み合わせたTRAILHAWKロゴ入りコンビネーションシートのほか、アウトドアでの実用性を高めるリバーシブルカーゴフロアとラバーフロアマットを採用している。価格は422万円。

（zlatan）

画像元：FCAジャパン