新型ワゴンRは、走りと燃費と後方の安全性をさらに向上!

2019年にデビュー25周年を迎えたワゴンRは6世代目。必要以上に背高でもなくスライドドアも採用しないベーシックなスタイルは、毎日の生活を支えるシンプルな“足”としての価値がある。また、2WD/4WDともにMT車の設定があることや、109万8,900円(2WD・5速MT)~という身近なスタート価格も魅力だろう。

今回の一部改良では、後退時の衝突被害軽減ブレーキや後方誤発進抑制、リヤパーキングセンサーをCVT車に新たに搭載し、とくに駐車シーンや発進時の安全性を高めている。もちろん前進時の衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報、ハイビームアシストなども備わる。

また、いずれも新開発の自然吸気エンジン(R06D型)とCVTを組み合わせた新しいパワートレーンの採用にも注目したい。

このエンジンでは、燃焼効率を高めるデュアルインジェクションシステムやクールドEGRといった技術をスズキの軽として初採用。高効率化と軽量化を図った新開発CVTも相まって、スムーズかつ軽快な走りと低燃費と静粛性とをバランスさせている。

WLTCモード燃費は、5速MT車が24.8km/L(2WD)/23.0km/L(4WD)、マイルドハイブリッドを組み合わせたCV車が25.2km/L(2WD)/24.2km/L(4WD)をマークする。

デザイン面ではインパネカラーパネルをグレード毎に採用し、それぞれの個性を演出している。たとえば「ワゴンR FA」や「ワゴンR HYBRID FX」はブラウンで落ち着きを、「ワゴンR HYBRID FZ」はブラックで精悍に、「ワゴンRスティングレー」はダークバイオレットパール×シルバー加飾によって華やかな雰囲気を与えている。

■グレードおよび価格
・ワゴンR
FA=109万8,900円(2WD)/128万9,200円(4WD)
HYBRID FX=128万0,400円(2WD)/140万3,600円(4WD)
HYBRID FZ=142万1,200円(2WD)/154万4,400円(4WD)

・ワゴンRスティングレー
HYBRID X=151万1,500円(2WD)/162万4,700円(4WD)
HYBRID T(ターボ車)=165万3,300円(2WD)/177万6,500円(4WD)

(zlatan)

画像元:スズキ