有馬温泉街に今年8月にオープンした「豊岡鞄 有馬温泉店」

日本三名泉のひとつ「有馬温泉」。有馬温泉には「金の湯」と「銀の湯」のふたつの共同浴場があり、宿泊の観光客のほか、日帰りで温泉を楽しむ人も多く訪れる。

有馬温泉駅から温泉街に向かう途中にある太閤橋近くの「ゆけむり広場」には有馬温泉を愛した豊臣秀吉像が鎮座し、視線の方向には赤い欄干が美しいねね橋が有馬川にかかる。その橋のたもとにねねの像が太閤秀吉と見つめ合うように佇んでいる。

 

温泉街のメインストリート 有馬本海道(湯本坂)には昔ながらの趣のある旅館や土産物店、飲食店が軒を連ねる。緩やかな坂を上っていくと、8月にオープンしたという「豊岡鞄」の店舗を見つけた。

 

豊岡鞄の歴史は古く千年の伝統を持つ。奈良時代から始まる柳細工を起源とし、江戸時代に柳行李生産の隆盛をむかえ、大正以降はその伝統技術と流通経路を基盤に新素材への挑戦とミシン縫製技術の導入により鞄の生産地となったという。

デザイン・仕様・素材・部品・縫製などについて厳しい基準が設けられ、純日本製の鞄だけが名乗れる「豊岡鞄」。

製造企業としての認定を受けたメーカーが、2か月に1度開かれる認定審査に製品を出品し、認定を受ける必要があるそう。

店内にはショルダーバッグやリュックなどカジュアルなものから、ビジネスバッグ、ブリーフケース、また財布などの小物まで多数並んでいる。

商品にはすべて豊岡鞄・豊岡財布・豊岡小物の認定があり、メイドインジャパンならではのしっかりとした造り。

 

豊岡鞄は製造企業の責任における欠陥については、交換および無料修理を含め最善の対応をする保証制度があるので安心して購入できる。

「豊岡鞄」の販売店舗は有馬温泉店のほか、東京に「高円寺店」、神奈川に「鎌倉御成通り店」もある。

また、豊岡鞄フェアが全国の百貨店で不定期に開催されるので「豊岡鞄」の品質をぜひ手に取って確かめてほしい。

豊岡鞄 news:https://www.toyooka-kaban.jp/news/

 

豊岡鞄 有馬温泉店 住所:兵庫県神戸市北区有馬町1170-1

豊岡鞄:https://www.toyooka-kaban.jp/

 

(小椚萌香)