「日本茶のある暮らし」を!岐阜県美濃加茂市に「美濃加茂茶舗」誕生

美濃(岐阜県)は、古来より茶の湯の文化を支えた美濃焼きで有名な地域。

そんな美濃地方に残る茶葉と器の文化を受け継いだ日本茶ブランド「美濃加茂茶舗」が誕生、2019年2月5日(火)には店舗とECサイトもオープンする。

美濃加茂茶舗は、美濃地方の茶葉と器の文化から生まれた日本茶ブランド。オリジナルブレンドの茶葉と、それに合うセレクトされた器と和菓子を取り扱う。

土地が育んできた文化と一緒に、新しい「日本茶のある暮らし」を提案する。

■お茶文化の聖地・美濃地方の日本茶を堪能
美濃地方は、お茶文化の聖地。

千利休、古田織部に代表される茶の湯の文化が隆盛をむかえると、彼らの指導のもと美濃焼きは茶碗の一大ブランド産地となった。中山道の宿場町であった美濃加茂は、そうした隆盛を迎える美濃のお茶や陶器など産業の流通拠点だった。

美濃地方の伝統的な技術を現代的にアレンジした製品を取り扱うことで、古くから愛されてきた日本の文化が現代の我々の暮らしに自然と溶け込むことを目指している。

■美濃加茂茶舗のオリジナルブレンド
美濃地方の厳しい自然条件で育った茶葉を贅沢に使い、こだわり抜いた製法で美濃加茂茶舗独自の味に仕上げた。淹れ方によっても、また違う一面を見せてくれる。

■店舗とECサイトをオープン
2019年2月5日(火)、美濃太田駅に近い岐阜県美濃加茂市のコミュニティビル「MINGLE(ミングル)」の1階に店舗をオープン。

日本茶インストラクターの有資格者が美濃焼の茶器を使用し、それぞれの茶葉に合った方法でお茶を淹れる。自分でお茶を淹れながら一息つけるセットメニューも。

テイクアウトメニューは、緑茶、煎茶、ほうじ茶に加え、各種ラテなど見た目も楽しめるドリンクも用意されている。

ECサイトでは茶葉の販売も開始。店舗に出かけられなくても、こだわりの茶葉で日本茶を楽しむ生活を体感できる。

■老舗和菓子屋とコラボ開発したどらやき
サイドメニューとして、老舗和菓子屋「みのかも金蝶堂」とコラボして開発したどらやき「もちどら」を販売。美濃加茂で育った米粉と餅粉を1:1でブレンドした生地を使用した、お茶によく合う和菓子だ。

米粉ならではのもちもち食感が特徴的な皮と餡が別売となっており、季節のフルーツなど好きな食材と合わせて自由に盛り付けが楽しめる。

伝統と歴史のあるお茶文化を、気軽に毎日の生活に取り入れたい。

 

◆茶師の紹介

美濃加茂茶舗 店長

伊藤尚哉氏

急須で淹れる日本茶のおいしさに魅了され、2016年から名古屋の日本茶専門店・茶問屋に勤務。2018年に日本茶インストラクターの資格を取得(認定番号19-4318)したことを機に、お茶の淹れ方講座や和菓子とのペアリングイベントなどを企画。2019年「美濃加茂茶舗」店長に就任。

美濃加茂茶舗 監修

田口雅士氏

「美濃白川茶」の産地  岐阜県東白川村の茶農家に生まれ、幼い頃から両親のお茶と向き合う姿を見て育ち、高校卒業後は国立茶業試験場(現野菜茶業研究所 金谷茶業研究拠点)研修生として2年間茶業の基礎を学ぶ。その後 静岡県の茶商へ就職。22歳で地元東白川村の第3セクターである (有)新世紀工房へ就職。以後茶師としての技術を磨き続ける。

 

営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜日・水曜日
住所:岐阜県美濃加茂市太田町2689-14 MINGLE 1F
美濃加茂茶舗:http://mchaho.com

(田原昌)