プジョー308の最新鋭ディーゼルエンジンは体感しておく価値がある!

12月17日に発売された「308/308SW」が搭載する1.5Lの直列4気筒DOHCターボディーゼルは、豊潤なパワー&トルク・好燃費・静粛性・クリーンを高い次元でバランスさせた注目のエンジンだ。組み合わせるトランスミッションも、最新世代の8速AT(パドルシフト付き)となる。

最高出力は136ps/3,750rpm、最大トルクは300Nm/1,750rpm。従来の1.6L直列4気筒SOHCターボディーゼルと比べると、ダウンサイジングしたにもかかわらず、従来比+10psのパワーを低回転から高回転まで全域で発生する。

さらに燃費は、従来から15.7%も向上した24.3km/Lをマークしている(JC08モード、従来の308 アリュール BlueHDi=21.0km/L)。また、2020年に発行する排ガス規制・ユーロ6.2をクリアするだけでなく、今後のより厳しい規制にも対応できるポテンシャルを持っているという。

ドライブモードは「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の3つ。その他の装備では、市場ニーズの高いアクティブクルーズコントロールやプジョー・ミラースクリーン(Apple Carplayに対応)を全車に標準装備した。

一方、1.2Lの直列3気筒DOHCガソリンターボエンジンも、スペック(130ps/230Nm)こそ変わらないものの、ユーロ6.2に向けて各部が改良されている。具体的には、250barの高圧燃料噴射ポンプやガソリン専用GFP(ガソリン粒子フィルター)の採用のほか、ターボチャージャーの制御が電子制御式に変更された。

新エンジン導入記念モデルとして設定された「GT Line」も見逃せない。外装ではチェッカータイプのフロントグリル&リヤアンダーガーニッシュ、17インチの専用アルミホイール&タイヤ、サイドスカート、一方の内装ではレッドステッチ・インテリアやアルミペダルなどが奢られる。

見た目のアップグレードだけではなく、アクティブブラインドスポットモニターやパークアシストといった運転支援システムも標準装備する。

■グレードおよび価格
・ステーションワゴン&ディーゼル仕様
308 SW アリュール BlueHDi=329万7,000円
308 SW GT Line BlueHDi=354万7,000円
308 SW GT BlueHDi(2.0Lディーゼルターボ)=383万8,000円

・ステーションワゴン&ガソリン仕様
308 SW アリュール=308万7,000円

・ハッチバック&ディーゼル仕様
308 アリュール BlueHDi=304万9,000円
308 GT Line BlueHDi=329万9,000円
308 GT BlueHDi(2.0Lディーゼルターボ)=359万円

・ハッチバック&ガソリン仕様
308 アリュール=283万9,000円
308 GT Line=308万9,000円

(zlatan)

画像元:プジョー・シトロエン・ジャポン