カフェレーサー風の「DS3」には突き抜けたカッコよさがある

10月3日に発売された「DS3 カフェレーサー」は、DS3 シック(259万円)をベースに、60年代のカフェレーサースタイルを現代流にアレンジしたグラフィックアートなモデルだ。

まずは全高1,455mmのルーフトップに注目したい。車名の「3」を中心に、ヴィンテージ風にアレンジした「DS」の文字やWRCでの勝利を連想させる月桂冠、そしてDSが生まれた年=「1955」を示すローマ数字の「MCMLV」などが描かれたルーフトップは、見る者の感性を刺激するに違いない。また、DS3ならではのドアのシャークフィンにも、「3」と月桂冠が描かれている。

全体を引き締めているのは、特別なブラックパーツだ。マットブラック塗装が施されたDSウイングをはじめ、サイドモールや17インチアルミホイール、ドアミラーカバー、ドアハンドルまでブラックで統一されている。

ルーフ色はクレームパルテノン。ボディ色は写真の「グリ プラチナム(限定15台)」もしくは「ルージュ ルビ(限定5台)」から選択できる。

内装も外装とシンクロしたネオ・ヴィンテージな雰囲気で仕立てられている。クレームパルテノンのダッシュボールには外装と同じく「3」を中心としたグラフィックが描かれ、シートはウォッチストラップをモチーフとしたナッパレザー仕様となった。また、CarPlayやAndroid Autoに対応する7インチのタッチスクリーンも標準装備される。

さらに、カフェレーサーのモノグラムが描かれたシルクスカーフ&チーフセットも付属される。

パワートレーンは4年連続で世界エンジン・オブ・ザ・イヤー(1.0L~1.4L部門)に選ばれるなど高い評価を得ている1.2L“ピュアテック”3気筒ターボ(110ps/205Nm)に、6速ATが組み合わされる。オーナーさえその気になれば、カフェレーサーを気取ったアグレッシブな走りも楽しめる。

(zlatan)

画像元:プジョー・シトロエン・ジャポン