8月29日に発売された「ジューク 15RX Vセレクション Style NISMO(224万7,480円)」は、2WDの「15RX Vセレクション(204万2,280円)」をベースに、NISMO専用のフロントグリル、前後バンパー、オーバーフェンダー、サイドシルプロテクター、エキゾーストフィニッシャーなどを採用。また、同じくNISMO専用のLEDハイパーデイライトやターンランプ付サイドミラーも採用し、“走りのイメージ”を強調したスタイルとした。
足回りなどはチューンされておらず、あくまでも「ジューク NISMO RS」や「ジューク NISMO」と同様のスタイルをまとって気分をアゲるモデルという位置づけだ。
また、同モデルにアラウンドビューモニター・キセノンヘッドランプ・ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを装着した「アラウンドビューモニターパッケージ(231万2,280円)」も合わせて設定された。
ちなみに「ジューク NISMO RS(346万8,960円)」は、パワーアップしたエンジン(214ps/250Nm)と8段マニュアルモード付きCVTを採用するとともに、ボディ剛性や足回り、ブレーキシステムなど全方位にわたって強化し、NISMOらしさを見た目と走りの両方で表現したモデル。
「ジューク NISMO(297万1,080円)」はパワートレーンこそ標準ジュークと共通だが、足回りやパワステの制御などはNISMOの味付けになる。どちらも4WD車であることも、今回の「Style NISMO」との大きな違いだ。
さて、現在開発が進められている次期ジュークでは、デザインもさることながら「e-POWER」の搭載も大きなポイントになる。ノートe-POWERがアクアからコンパクトカー販売No.1の座を奪ったように、まだ見ぬ「ジュークe-POWER」の登場によって、現在C-HRやヴェゼルが快走しているSUV市場でも同じことが起きるかもしれない。
(zlatan)
画像元:日産自動車
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