子育てファミリーでも使える多人数乗車SUV、「CX-8」の選択肢が広がった

昨年の12月14日にデビューしたCX-8は、発売後1ヶ月で1万2,042台を受注するロケットスタートを決めている。その時点でのグレード別の比率は、装備充実の中間グレード「プロアクティブ」が52%、ナッパレザーの本革シートなどを備える最上級グレードの「L パッケージ」が42%と、350万円以上の高額グレードが売れ筋となっていた。

そして今回、これまでは2列目キャプテンシートの6人乗り仕様しか選べなかった「L パッケージ」でも、2列目ベンチシートの7人乗り仕様が選べるようになった。

7人乗り仕様のメリットは、サードシートを畳んだままでも5人が乗れる実用性の高さ。もちろん、セカンド・サードシートを自在にアレンジできる、フレキシブル性はそのままだ。

一方の6人乗り仕様のメリットは、ビジネスクラスのようなセカンドシートのゆとりや、サードシートへのアクセス性の良さだ。

どちらを選ぶかは家族構成やライフスタイルに左右されるが、このタイミングでの追加は、マツダが想定するよりも“日常の使い勝手とナッパレザーによる特別感”の両方を求めるユーザーが多かったのだろう。

ちなみに外装色は、コミュニケーションカラーの「マシーングレープレミアムメタリック」が一番人気になっている。

マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」は全グレードで標準装備。また、5月末に発表された平成29年度(2017年度)の自動車アセスメントにおいて、CX-8は乗用車の最高得点をマーク(193.9点/満点=208点)している。2位も同じマツダの「CX-5」だった(187.3点)。

(zlatan)

画像元:マツダ