ブラック・サファイアのボディカラーをまとう外装では、それと調和する専用のブラック・キドニーグリルやカーボン・ミラーカバーを装備し、さらには1インチ拡大された21インチのMライト・アロイホイールが足元をクールに引き締める。

これらの装備によって高性能モデルとしての個性を強く主張することで、ただでさえ存在感のある巨体（全長4,925×全幅1,990×全高1,690mm）が、並々ならぬオーラを放つことになった。

一方の内装には、ブラック×レッドのコントラストが印象的なフルレザー・インテリアをはじめ、M Performanceアルカンタラ・ステアリングホイールや上質な表面仕上げが施されたIndividualトリムを装備するほか、天井部分もアルカンタラ仕上げとされている。

また、ベンチレーション機能付きシート（前席）や電動サンルーフ、バング＆オルフセン・ハイエンド・サラウンドシステム（1200W、16スピーカー)などを標準装備。スポーティな個性や高級感、限定車としての特別感はもちろん、極めて高い快適性も備えている。

パワートレーンはノーマルのX6 Mと同じく、4.4リッターV8ツインターボと8速Mスポーツトランスミッションという組み合わせ。最高出力575ps／最大トルク750Nmという圧巻のパワー＆トルクによって、巨体をものともせずに加速させる。

また、フルタイム4輪駆動システムのxDriveは、コーナリング時にリヤにより大きな駆動力を配分してアンダーステアを抑えるなど、Mモデルらしいスポーティなチューニングとされている。価格は2,083万円。

（zlatan）

画像元：BMWジャパン