『ご当地ブランドグルメ』戦争が銀座で勃発!おすすめ本場の味4つ

■銀座がご当地ブランドグルメの激戦区になったワケ

・交通の便が良い
最寄り駅は「銀座駅」「東銀座駅」「銀座一丁目駅」。複数の路線が乗り入れ、さらに東京駅から徒歩圏内という立地の良さで、観光客の出入りも多く見受けられます。
その地の利を生かし、全国的な認知を勝ち取るべくご当地グルメ店やアンテナショップがしのぎを削っています。

・“B級グルメ”イメージからの脱却
ニュースで報じられる公示地価ランキングでは、常に全国1位となる銀座。ブランドイメージの向上にはピッタリの場所と言えます。
ひとまとめにされがちなB級グルメから一線を画しブランドグルメとして確立していくことを目指すには、やはり銀座はうってつけです。
人の集まる銀座をご当地との出会いの場にすることで、首都圏の消費市場と産地を直接結びつけることができます。地元への興味の窓口として、ご当地ブランドグルメが担う故郷活性化は銀座から始まっています。

 shutterstock_227645740Sean Pavone / Shutterstock.com

次に、いよいよ銀座周辺にあるご当地ブランドグルメ店をご紹介いたします!

 

■みそかつ 矢場とん

銀座ご当地グルメの雄「みそかつ 矢場とん」。2004年の開店以来、本場名古屋の味噌カツを味わえるお店として、東京の人々に愛されています。
矢場とんの銀座進出は「名古屋めし」ブームの強力な牽引材料でもあり、ご当地グルメの可能性を世に示したブランドであると言えます。

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オススメは:鉄板とんかつ(1,404円)
熱々の鉄板にはキャベツが敷かれ、その上には揚げたてのロースとんかつ。その上に秘伝のみそだれをかければ、ジュージューという音とともに味噌の焼ける香ばしいかおりが……。食欲をかき立てられる逸品です。
※『みそかつ 矢場とん 東京銀座店』東京都中央区銀座2-11-2 銀座大作ビル
http://www.yabaton.com/

 

■盛岡冷麺 ぴょんぴょん舎

1987年創業創業の、盛岡冷麺の老舗「ぴょんぴょん舎」。盛岡冷麺は、朝鮮半島に伝わる複数の冷麺料理をモチーフに、盛岡の職人さんがアレンジを加えながら独自の麺料理として確立したのがはじまりだとか。

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オススメは:盛岡冷麺(972円)
強いコシと抜群ののどごしが魅力の小麦粉麺。牛骨に鶏ガラを加えたコク深い澄んだスープ。キャベツと大根の専用キムチ。爽やかでありながら味わい深い「一度食べたら忘れられない」冷麺です。
※『ぴょんぴょん舎 GINZA UNA』東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ11F
http://www.pyonpyonsya.co.jp

 

■たも屋

香川県では知らぬ人はいないという讃岐うどんの名店「たも屋」。うどんの温めや、出汁の量調節など、すべてを完全セルフで楽しむスタイルは東京では珍しいもの。本場香川でうどんを食べているような本場感を味わえます。
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オススメは:肉うどん
たも屋の肉うどんは、たっぷりのお肉がドドーン! 豪華&お値打ちです。肉の旨味とコシのある讃岐うどんがからんで、腹ペコのランチにもぴったり。
※『本場讃岐うどん たも屋 有楽町店』東京都千代田区有楽町1丁目7-1 有楽町電気ビルヂングB1F
http://www.tamoya.com/corporate/

 

■松尾ジンギスカン

松尾ジンギスカンは1956年創業。「老若男女。誰でもがおいしいと思える味付け肉がつくりたい」との理念のもとにその歴史が始まったそうです。ジンギスカンを北海道のソウルフード化にも大きな影響を与えた老舗です。
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オススメ:特上ラムジンギスカン(1,480円)
厳選されたラムの中の赤身主体の柔らかい肉を使用。松尾ジンギスカン独自のタレは、肉の臭みを感じさせず、旨味と柔らかさを引き出してくれます。
※『松尾ジンギスカン 銀座店』東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座2F
http://www.matsuo1956.jp

 

今回ご紹介したお店以外にも、まだまだある銀座『ご当地グルメ』。まさに激戦の地です。銀座の街を散歩しながら、小旅行気分で全国各地の美味しいものを探してみるのも楽しいものです。

(くぼきひろこ)

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