47年の時を超え、2台の特別なスパイダーが共演

愛知県豊田市にあるトヨタ自動車の博物館施設であるトヨタ会館では、トヨタ2000GTボンドカーとLEXUS LFA Spiderというトヨタが制作した2台の特別なオープンモデルの同時展示を期間限定で行っている。

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トヨタ2000GTは、60年代後半のトヨタのイメージリーダー的存在としてデビュー。まさに当時の日本のスーパーカーというべき存在である。そんな2000GTは、映画に出演したことでも有名だ。ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを務めた映画「007~007は2度死ぬ~」で、ボンドカーとして登場。その美しいシルエットは007ファンにも、評価は高い。このボンドカーは、クーペモデルであった2000GTベースに、特別製作されたもの。もちろん、その後、市販されることはなかった。そして、現代のスーパーカーであるLEXUS LFA Spiderもたった2台しか製造されなかった幻のモデルである。LFAクーペも、4,000万近い価格であるにも関わらず、限定500台の全てが瞬く間に完売したという希少な存在。そんな最も希少な2台が、47年という時を超えて同時展示されているというのだから、この機会を逃すのは実に惜しいのではないだろうか。展示期間は4月25日(金)まで。同会館には、クーペモデルのLFAも常設展示されているので、こちらも合わせてチェックしておこう。

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トヨタ博物館