青森から新時代のシードル誕生!濃厚ボディと華やかな香りの澱熟成シードル「utatane.」

「日本シードル発祥の地」とされる青森県弘前吉野町の「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」から、澱(おり)熟成のシードル「utatane.(うたたね)」が誕生。

澱とともに熟成するという方式により、濃厚なボディと華やかな香りのハーモニーが楽しめる。

発売日は4月16日(水)。数量限定のため、気になる人は早めにチェックしておきたい。

「日本シードル発祥の地」にオープンした工房

今回のシードルを醸造した「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」は、日本で初めてシードルが本格的に生産され、「日本シードル発祥の地」とされる、青森県弘前市吉野町の「れんが倉庫美術館」敷地内にオープンしたシードル工房だ。

この場所でシードルが醸造されるのは、約65年ぶりのこととなる。

同工房はシードルの国際品評会「フジ・シードル・チャレンジ」において、2020年大会で最高賞であるトロフィー賞&金賞を受賞しており、2022年、2024年にも金賞を受賞している実力派だ。

白ワイン醸造にヒントを得た弘前のシードル

澱(おり)は、製造過程で自然に発生する、りんごの成分の濃い部分だ。

同シードルは、白ワインの醸造法にヒントを得た「澱活用」技術で醸造。発酵過程で生じる澱をタンク内で一緒に熟成させることで、澱由来の旨味やコクがシードルにしっかりと溶け込み、味わいに深みを加えている。

タンクで短時間熟成させる工程が、まるで「うたた寝」を楽しむかのようなリラックス感を連想させることから、「utatane.」という名称を採用した。

挑戦的なシードルづくりによって誕生

同シードルは、ワイン醸造技法「シュール・リー」に着想を得て開発された。

一次発酵後のもろみをタンク内で約3ヵ月間、定期的にバトナージュ(櫂入れ)する工程を経て、澱から旨味やコクを抽出。その後、タンク内で二次発酵を実施することで、複雑で豊かな香りと、天然由来の微細な泡が生み出されている。

さらに、高い酸度を保持しながらも、しっかりとした飲み応えとボリューム感を演出するためのアルコール度数の設定や、香り豊かな酵母の厳選など、細部にわたる設計および醸造技術が惜しみなく投入された、挑戦的なシードルだ。

濃厚で爽やかな香りや、バランスの取れた味わい

同商品を飲むと、柑橘系と青りんごのフルーティーな香りが広がり、次第に花のような上品な香りへと変化していく。

温度が上がるにつれて、マスカットのような甘美な香りも感じられるのが特徴だ。

酸味とほのかな苦味がバランス良く融合し、程よい濃厚さも加わることで、非常に調和の取れた味わいに仕上がっている。

特筆すべきは、澱由来の豊かなボディ感。従来のシードルとは一線を画す、重厚でありながらも爽やかな印象を与える。

春の行楽シーズンにふさわしい、気軽に楽しめるシードルを飲んでみては。

A-FACTORY AOMORI CIDRE 弘前吉野町 澱熟成シードル utatane.
発売日:4月16日(水)
原材料:青森県産りんご
アルコール度数:7%
容量:520ml
販売本数:約780本 ※なくなり次第終了
価格:2,420円(税込)
販売:A-FACTORY 1F フードマルシェ、弘前駅 BRICK A-FACTORY、ヤフーショッピング、JRE MALL
販売ページ:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s015/s015-yaf-utatane-520

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000082730.html

(田原昌)