三浦大知さんや安室奈美恵さんのプロデュースで知られ、日本の音楽シーンを代表する作詞作曲家で歌い手でもあるNao’ymt(ナオワイエムティー)さん。
同氏は、活動25周年を迎え新たなプロジェクト「矢的直明2025」を始動し、その第一弾となるシングル「End of the World」を1月1日(水)に配信した。
日本のR&B・ソウル系の音楽が好きな人は注目だ。
多くのアーティストをプロデュースするNao’ymtさん
Nao’ymtさんは、三浦大知さん・安室奈美恵さん・AIさん・山下智久さんのほか、名だたる多くのアーティストの作詞作曲・トラックメイクの全てを担当。プロデュースに加え、自身の歌唱力にも定評がある異才の音楽家だ。
中でも、三浦大知さんには多くの楽曲を提供し、2018年7月にリリースされたアルバム「球体」では、全17曲の作詞・作曲およびプロデュースを一手に担ったことでも知られる。
また、安室奈美恵さんには、「Baby Don’t Cry」「Get Myself Back」を含む28曲を制作し、小室哲哉さん以降で最も多くの楽曲を提供している。
活動25周年を迎え始動した「矢的直明2025」
第一弾シングル「End of the World」は、壊れた世界を描きつつ、新たな始まりへの希望を歌う楽曲だ。
Nao’ymtさんは、“壊れなければ再生もない”というテーマからこの曲を制作。過去に縛られず、未来を切り開く力を持つ音楽への深い敬意を表現する。
Nao’ymtさん自身が、25年間のキャリアで培った経験と挑戦への姿勢が投影されている同楽曲。自身の内面的な進化をも描いた作品であり、25周年プロジェクトの1曲目として象徴的な位置づけとなった。
特に印象的な歌詞は、「さあここから始めよう 振り回す正義を 吸い込んではむせる人たちよ さようなら」だ。
この言葉には、混沌とした現代社会から希望とともに次の世界へと歩み出す、Nao’ymtさんのメッセージが凝縮されている。
「End of the World」では、自身が作詞・作曲・トラック制作・ボーカルを担当し、マスタリングにはThe Weekndさん、Billie Eilishさんの楽曲を手がけたDave Kutchさんを起用。国内外で高い評価を受けるNao’ymt氏の音楽が、さらにグローバルな広がりを見せる一曲に仕上がった。
かつて、Nao’ymtさんのキャリアには「矢的直明2014」という人生を振り返るプロジェクトがあり、日本の美学と孤独を軸に季節ごと5曲、計20曲がリリースされた。
当時は目新しかったアンビエントR&Bを主体とする楽曲と美しい歌詞は多くの称賛を集め、それを聴いた三浦大知さんがにアルバム制作を依頼したことでも知られる。
今回のプロジェクト「矢的直明2025」では、「人生とはなにか」という普遍的なテーマを継承。同氏の内なる世界へのさらなる探求が期待される。
Nao’ymt – End of the World
配信サイト:https://orcd.co/01_endoftheworld
Nao’ymt ソーシャルサイト:https://naoymt.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001178.000055377.html
(高野晃彰)