京都を愛する全ての人へ!地域密着型書店がつくる全く新しい京都のタウン誌『KYOTOZINE』創刊

京都に暮らす人、京都の街を歩く旅人…そんな人々の京都への愛着が感じられる、新感覚の情報誌が登場。

京都に拠点を全国展開する大垣書店は、10月31日(木)に、京都のタウン誌『KYOTOZINE(キョウトジン)』を創刊する。

書店の垣根を越えたコラボレーションや、誌面と店舗とが連動した企画を届ける新媒体は、まったく新しい京都のタウン誌として京都人はもとより、観光客にも注目されることだろう。

地域密着型の書店が行う本づくりという新たな挑戦

「地域に必要とされる書店であり続けよう」を社是とし、日々書店業に勤しんで本を販売するという大垣書店。なぜ自ら雑誌を制作することになったのか。

その理由の一つに、京都を気軽に紹介する雑誌として市民・観光客に親しまれてきたメディアである京都のタウン誌『Leaf(リーフ)』が、昨年12月に休刊となったことが挙げられるという。それを受け、大垣書店としてできること、すべきことを考えていたところに浮かんだのが、京都の雑誌を復活させることだった。

実は同社は、2007年に出版業務を開始。そして2021年には「本をつくれる本屋」をコンセプトに、カフェ・ギャラリー・書店・印刷工房が入居した複合施設・堀川新文化ビルヂングを開業させた。

このように「本づくり」ができる場を設けたのは、未来の書店像に「本づくり」がマッチしていると考えたからという。

同社において「地域に必要とされる書店」とは、これまで主に店舗運営という視点で語られてきたが、地域の人に愛される雑誌を新しいかたちで継続していくということも、地域に必要とされることなのではないかと考え、雑誌づくりという新たに挑戦に踏み切ったのだ。

京都を愛する全ての人に情報を発信するタウン誌

京都の街の情報を定期的に発信していく雑誌が不在となった状況を鑑み、あらたに創刊された『KYOTOZINE』。

この雑誌をベースに、さまざまなコラボレーションを発信していくことで、京都のさらなる活性化を目指していくという。

では、『KYOTOZINE』の創刊号の内容を掻い摘んで紹介しよう。

特集1のテーマは「京都の、はたらく」。特集2は「働いたら、ごほうび」。連載は、コラム「明日を生きるための京都」。エッセイ「編集者目線の京都」。この他、著名人へのインタビュー・音楽情報・アート情報などで誌面を構成する。

京都は通うほどに、「暮らす」ように滞在したくなる不思議な街だ。それは、1,200年以上にわたり蓄積されてきた人々の営みが、訪れる人を虜にするからなのかもしれない。

単なる観光ガイドではない『KYOTOZINE』は、古都の旅をより充実したものにしてくれるに違いない。

KYOTOZINE 創刊号
版型:A4
ページ数:124P ※フルカラー
発売予定:10月31日(木)
発行形態:季刊 ※年4回刊行予定
価格:1,800 円(税別)
公式サイト:https://www.books-ogaki.co.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000151502.html

(高野晃彰)