秋の夜長に、グラスを傾けたくなる季節。
福井県越前市に誕生したワイナリー「SIX THREE ESTATE」から、五感を刺激する革新的なワインボトルが登場する。販売はワイナリーと同社ECサイトにて12月1日(日)から、予約は11月1日(金)から開始予定となっている。
グッドデザイン賞も受賞した、“越前焼”で作られたボトルの魅力に迫ってみたい。
土地の記憶を宿した、唯一無二のボトル
「世界に通用するワインを福井から」を掲げ、2022年に産声をあげた「SIX THREE ESTATE」。古くから土器によるワイン醸造が行われてきたジョージアにインスピレーションを受け、地元の土壌を活かした陶器でのワイン熟成に挑戦したという。
そこで白羽の矢が立ったのが、日本六大古窯の一つとして知られる「越前焼」。良質な粘土質の土壌は、実はワイン作りにも最適だった。地元の越前焼協同組合とタッグを組み、試行錯誤の末に誕生したのが、このユニークすぎる陶器ボトルというわけだ。
注ぎ方も変わる?秘密は“偏心”した注ぎ口にあり
「どうせ作るなら、とことん美しく、機能的であるべき」。そんな作り手の情熱が伝わってくるのが、このボトルのデザイン。地元出身のプロダクトデザイナー・渡辺弘明氏を迎え、シンプルながらも計算し尽くされたフォルムを実現した。
ちょっとユニークな偏心した注ぎ口が目を引くが、実はワインを一定の速度で注ぐことで、最大限の香りとまろやかな口当たりを引き出す効果を狙っている。ラベルを省き、ボトルの佇まいだけで正面がわかるデザインも、とてもスタイリッシュだ。
しかもこの「SIX THREE ESTATE ECHIZEN」は、ボトルだけではなくパッケージにまで越前和紙が使われているというこだわりよう。まさに、越前の伝統と革新が詰まった、究極のローカルワインといってもよい。
大切な人と過ごす時間に、ちょっと特別なストーリーを添えたい、ありきたりなギフトではつまらない……そんなふうに感じている人は、「SIX THREE ESTATE ECHIZEN」で忘れられない時間を演出してみてはいかがだろう。
ショップサイト:https://six-three-estate.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150898.html
(akihiro takeji)
※11月1日よりワイナリー、ショップサイトで予約受付開始、発売開始は12月1日から