東京の北青山にある、アメリカンスタイルの老舗「Bailey Stockman(ベーリーストックマン)」は、50周年を迎えるにあたり、ウエスタンブーツの「Rios of Mercedes(リオスオブメルセデス)」とのコラボブーツを4型発売。
また、10月16日(水)からは、同店でオープン当時の様子がうかがえる写真展も開催する。
日本でのアメリカンスタイルの発祥地
「Bailey Stockman」は、1974年に金子順持氏が実家でもある北青山の布団屋の隣で、ウエスタンブーツを並べて販売したことに始まる。
2坪にも満たない当時の店は、晴れた日のみオープンするという、簡素な店構えだった。
まだ1ドルが300円以上というレート時代に、アメリカから買い付けたブーツや「リーバイス501」のデッドストックに日本の若者たちが熱狂した。同店は、日本におけるアメリカンスタイルの発祥地だ。
ウエスタンブーツの老舗とのコラボブーツ
ウエスタンブーツの老舗「Rios of Mercedes」との出会いは1991年に遡る。当時、コロラド州の展示会に出張中だった4代目の店長が、たまたまロデオショーを見に行ったところ、典型的なウエスタンブーツとは違うローパーブーツを履く客であふれかえっていた。
そこで出会った同ブランドと交渉し続け、1994年に初入荷が叶い、同店は日本で唯一直接取引のできるショップとして付き合いを続けている。
今回、同店の50周年を記念し、4型のスペシャルコラボブーツが登場する。
ヒールが低いブラックラフアウトのブーツ
ロデオ競技のひとつである「カーフローピング」のためにデザインされたローパーブーツは、シャフトが短く、ヒールが低いのが特徴。
ウエスタンテイストを抑えめにするため、柔らかなラフアウトレザーを採用し、カジュアルだけでなく、ドレススタイルとも相性がいいスペシャルなブーツだ。
70年代に流行したカウボーイブーツ
同店開店当初の70年代に日本で流行したカウボーイブーツを、「Rios of Mercedes」の別ブランドである「Anderson Bean Boots(アンダーソンビーンブーツ)」にオーダーした。
機能性を考慮し、あえてラバーソールにしているが、特徴的なヒールは同ブランドと同じ素材を使用。シャフト(筒)の刺繍は、70年代から実在するクラシックなパターンだ。
90年代に人気を博したデザインを再現
ウエスタンウエア以外にも履けるブーツをというニーズにこたえ、90年代に爆発的に人気となったブラックのブーツを再現した。
艶を抑えた表革に、ホワイトのステッチがよく映える。
アイコニックなカラーコンビネーション
同商品は、86年以降にアメリカで大流行した、グリーンとオレンジのカラーコンビネーションが特徴。
同店で取り扱いはじめた当初、「Rios of Mercedes」といえばこのカラーだったという。同ブランドのダブルウエルト製法が際立つブーツだ。
自分に合う、クールな1足を手に入れたい。
Bailey Stockman
所在地:東京都港区北青山2-11-17
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/bailey_stockman_1974/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000119261.html
(田原昌)
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