千葉県・南房総にある「野島埼灯台」では、海×灯台×星のロマンを満喫できるイベント「野島埼灯台夜間特別開放!灯台&星空観察会」の第2弾を、11月3日(日)に開催する。
普段は見られない、夜の灯台レンズの煌めきや、海&星とのコラボレーションなど、ロマンあふれる物語を堪能できる貴重な機会が到来した。
灯台を通して新たな海洋体験を創造するプロジェクト
「野島埼灯台夜間特別開放!灯台&星空観察会」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、その助成を受けて行われる。
同プロジェクトは、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していくものだ。
光や塔体で船乗りに位置を示し、暗礁などの危険を知らせる「海の道しるべ」である灯台。房総半島の最南端に建つ野島埼灯台も、明治の初めからたくさんの船の航行の安全を守り続けている。また、星の光も古より「海の道しるべ」として灯台の光と同じ役割を果たしてきた。
そんな野島埼灯台を舞台に行われるイベント「灯台&星空観察会」のおすすめポイントを紹介しよう。
野島埼灯台の歴史・機能を知る
参加者へ特別に、野島埼灯台を夜間開放する同イベント。野島埼灯台は、国の登録有形文化財。日本の灯台50選にも選定された、八角形の美しい灯台だ。当日は、灯台の解説を聞きながら、灯台点灯開始の観察・灯台資料室での解説・レンズの見学を行う。灯台の点灯開始時のみに見られる「エメラルドタイム」もともに堪能できる。
めったに体験できない土星などの星空観察
灯台見学の後は野島崎園地にて、天体望遠鏡メーカー・ビクセンのスタッフが運営する星空観察会を行い、星のソムリエの解説を聞きながら、灯台と星をゆっくりと観察。めったに体験できない天体望遠鏡や、大型双眼鏡を用いて土星や秋の星座を眺める。
同イベントの募集締切は、出発日の2日前まで。先着順で受付となる。
その白く輝く姿から「白鳥の灯台」と呼ばれ親しまれている野島崎灯台。全国に16ある登れる灯台の一つで、らせん階段を上がった展望台からは房総半島や大海原をぐるっと見渡すことが可能だ。
普段体験できない夜間では、灯台から延びる明かりの筋が印象的だ。満点の星空とともに体感する貴重な灯台体験は、大人の社会科見学と呼ぶにふさわしい。
野島埼灯台夜間特別開放!灯台&星空観察会
開催日:11月3日(日)
時間:Aグループ 16時~19時30分/Bグループ 16時30分~19時30分
会場:野島埼灯台
所在地:千葉県南房総市白浜町白浜630
参加人数:各回20名・最少催行10名
参加費:4,980円
公式サイト:https://www.knt.co.jp/ec/2024/minamiboso_2024/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002943.000077920.html
(高野晃彰)
※当日は天候や参加人数等により、時間より前に終了する場合あり