秋の夜長に京都で味わう贅沢な文化体験プログラム。「夜の桂春院」で座禅や料理などを楽しむ

京都の妙心寺塔頭桂春院では9月18日(水)に、一般の拝観時間終了後の夜の時間帯に座禅や料理、ギターの生演奏などをゆっくりと楽しめる、12人に参加者を限定した特別文化体験プログラムが実施される。

少しずつ涼しくなりはじめた秋の夜長に、夜の桂春院でこれまでにない贅沢で心満たされる体験をしてみては。

歴史を学びながら座禅体験や食体験を楽しむ

今回開催されるのは、慶長3(1598)年に創建された妙心寺塔頭桂春院の境内を、普段は拝観できない夜の時間帯に少人数で拝観できる特別文化体験プログラム。

国の史跡名勝にも指定される桂春院の4つの庭園は、当時の灯りである和ろうそくで照らされる。座禅体験や京都の食材を使用した料理、場面に応じたギターの音色を通じて新たな自分に出会う体験などを通し、贅沢な時間が過ごせるだろう。

桂春院の成り立ちや歴史について学びながら境内を拝観

慶長3(1598)年に、織田信忠の次男・津田秀則によって創建された桂春院。同イベントでは寺内にある通常は非公開の隠れ茶室「既白庵」と、国の指定史跡名勝の4つの庭園、狩野山雪の襖絵なども拝観できる。

和ろうそくの灯りの中でおこなう座禅体験

植物性の素材から作られる和ろうそくは、馴染みのある洋ローソクと比べると炎が大きく、大きく揺らぎ、また芯が太いことから消えにくいという特徴がある。そんな和ろうそくの優しい灯りに包まれながら座禅を体験し、忙しなくすぎる日々の中での落ち着いた時間を過ごしてほしい。

今回イベントで使用されるのは、明治20年創業の「中村ローソク」の和ろうそく。京都の有名な寺院にも納められる由緒正しい同店のろうそくには、着物で有名な京友禅の絵付師が1点1点丹念に手描きを施している。

京都の食材を使用した料理と日本酒のペアリング

イベントで提供されるのは、大阪・心斎橋の賑やかな繁華街の路地を入った先にカウンター7席のみで静かに営業する、隠れ家的な紹介制居酒屋「食屋あるごす」の料理。同店では毎日丁寧に一番出汁を引き、旬の野菜や魚を使った和食中心の料理を提供している。

同イベントでも、素材の味が存分に引き出された料理を楽しんでほしい。

本堂で開催される心癒されるギターの生演奏

食事の後は自由行動となり、本堂ではシンガーソングライターの谷澤ウッドストック氏が、その場の雰囲気をギターで表現するイベントも。貴重な生演奏に耳を傾けてみては。

普段体験することのない贅沢な催しの数々に、日常から離れて没頭してみてはいかがだろう。

Making Storyline in KEISHUNIN「夜の指定史跡名勝でひらかれる。座禅体験とプレミアムディナー 〜身を清め、心を整え、自分を見つめ、新たな自分に出会う旅〜」
日時:9月18日(水)19:00~21:30(予定)
会場:妙心寺塔頭桂春院
所在地:京都府京都市右京区花園寺ノ中町11
料金:55,000円(税込)
定員:12人
チケット購入ページ:https://www.makingstoryline.jp/keishunin240918/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003660.000003670.html

(kyoko.)