世界的に著名なロックフォトグラファー、ボブ・グルーエンさんの半世紀にわたる活動を綴った自伝『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』が、ジーン社の出版レーベル「ジーンブックス」から発売された。
彼が撮影した写真は、単なる記録にとどまらず、ロックにおける歴史的な瞬間をも切り取っている。ミュージシャンとの秘話や、日本との深い関わりを知れるエピソードも満載。ロックファンにとっては見逃せない一冊だ。
ボブ・グルーエンさん初の回顧録が日本に上陸
『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』は、ジョン・レノンさん、ボブ・ディランさん、ミック・ジャガーさん、エルトン・ジョンさん、セックス・ピストルズ、キッス、クラッシュなど、伝説的なミュージシャンたちとの関わりを持ちながら、50年以上にわたってロックの世界を記録し続けてきたボブ・グルーエンさん初の回顧録。
ボブ・グルーエンさんは1945年にニューヨーク州で生まれ、ロックフォトグラファーとしてのキャリアを築いてきた。とりわけジョン・レノンさんやオノ・ヨーコさんとは交流が深く、1970年代からたびたび来日し、一時は東京に居を構えていたという。2017年には写真集『ROCK SEEN』を日本でも刊行。その名を国内に知らしめた。
本書は、彼がカメラを手にロックの世界へ飛び込み、その目で見て、シャッターを切り続けた半世紀を振り返る。誌面には250点を超えるカラー写真が収録されており、その一点一点がロックにおける重要な瞬間を伝えている。
著名アーティストらがボブ・グルーエンさんを称賛
本書には著名なミュージシャンたちからの推薦コメントも寄せられている。
ジェイコブ・ディランさんは「ボブ・グルーエンはロックンロールの歴史における重要事件の数々を目撃してきた人物だ」とコメント。イギー・ポップさんは「ボブはカメラの向こう側にいながらにして好感を抱かせる人物だ。こちらのもっともクールな部分を引き出してくれる」と、彼の独自の人柄と技術を称賛している。
数々のミュージシャンから愛されるボブ・グルーエンさん。今回の書籍は、ロックファンや音楽好きにとっては永久保存版となる一冊と言えそうだ。
ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想
著者:ボブ・グルーエン/デイヴ・トンプソン
訳者:浅尾敦則
仕様:A5判(210×148mm)/ソフトカバー/500頁
価格:3,850円(税込)
書誌ページ:https://books.jeane.jp/books/rightplacerighttime/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000268.000074187.html
(IKKI)