注目したいフランスのワイナリー「Jean-Marc Brocard(ジャン・マルク・ブロカール)」の自然派シャブリ

自然派シャブリの先駆者である「Jean-Marc Brocard(ジャン・マルク・ブロカール)」のワインが、6月3日(月)より、日本での取り扱いを開始した。

同ワイナリーは、親子二代でシャブリ最大規模のドメーヌに育て上げた、フランス・ブルゴーニュのワイナリー。「日本におけるシャブリのNo.1ブランド」を目指している。

親子二代で築き上げたシャブリ最大規模のドメーヌ

価格高騰が続くワイン業界において、品質の高いワインを継続して生産できる安定性、価格と味わいの優良なバランスを併せ持つ産地は、シャブリをおいてほかにはないといわれている。

なかでも、わずか一代で200haの自社畑を所有するまでに成長し、次世代が積極的に品質向上に取り組んでいる「Jean-Marc Brocard」は、今後ますます注目されるワイナリーになるだろう。

世界的にも注目されるワイナリーとして成長

同ワイナリーの初代当主ジャン・マルク氏は元々農家だったが、妻の実家がヴィニュロン(ブドウ栽培家)だったことからブドウ畑を引き継ぎ、1973年にドメーヌを設立した。

設立当初は10haの畑しかない小さなドメーヌだったが、次男のジュリアン氏とともに努力したおかげで、現在200haの自社畑を所有するまでに成長した。これほど短期間で驚異的な生産量の増加を実現したのは、世界的な評価を得ると同時に、現地でも信頼を得ているからだといえる。

シャブリ地区でビオディナミを率先して導入

二代目の当主となったジュリアン氏は、1998年からビオディナミ農法を導入し、これが同ワイナリーにとって大きな転機となった。

シャブリはほかの産地と比べて気温が低く湿度が高いことから、ビオディナミには不向きとされていたため、導入当初は父親のジャン・マルク氏がこれに猛反対。しかし、ジュリアン氏はリスクを承知の上で取り組み、現在では全農地の約半分がビオディナミ農法に転換済みであり、シャブリで最大規模のビオディナミ畑を持つワイナリーとなった。

期待されるワイナリーのワインリスト

ここで、日本で販売される同ワイナリーのワインリストを見てみたい。

6月3日(月)から販売を開始した商品には、2022年の「ブルゴーニュ ブラン ビオディナミ(3,300円)」や、2021年の「シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム(6,900円)」、「シャブリ ブーグロ(13,500円)」、2020年の「シャブリ ヴォーデジール(14,000円)」などがある。

また、秋頃入荷予定の商品には、2023年の「シャブリ サン・クレール ビオ(4,600円)」や、2022年の「シャブリ プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ(6,300円)」「シャブリ ヴァルミュール(14,000円)」などがある。

進化し続けるワインを試してみては。

Jean-Marc Brocard
紹介サイト:https://firadis.co.jp/product/producer-info/?producerid=3217

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000013119.html

(田原昌)

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