広島の「サクラオブルワリーアンドディスティラリー」から、霧がかったトンネルの中で熟成されたウイスキー「シングルモルトジャパニーズウイスキー 戸河内 MISTY STILLMAN’S SELECTION(ミスティー スティルマンズ セレクション)」が登場。
幻想的な霧の中で出来た特別な1本は、5月中旬よりリリース予定となっている。
霧をまとう樽で熟成した戸河内のウイスキー
同商品は、霧の満ちたトンネルの中で熟成した、戸河内の環境を体現しているかのような輝きと香りを放つウイスキーだ。
かつてのトンネルを利用した戸河内貯蔵庫
広島県下最高峰の恐羅漢山や深入山、国の特別名勝・三段峡など、豊かな森林と清流が織りなす景観の美しさが際立つ、安芸太田町戸河内。そんな山あいの、かつて鉄道用として使われていたトンネルを利用しているのが戸河内貯蔵庫だ。
トンネルの中は四季を通して冷涼な気温を保ち、樽のフープが錆びるほどの高い湿度。霧が立ち込めるトンネルの中でウイスキーは熟成を重ねている。
戸河内の自然を象徴するウイスキー
樽のフープが切れそうなほど錆び、樽には過酷といえる環境で熟成されたウイスキーは、特有の味わいと香りを魅せる。
そんな霧に満ちた戸河内トンネルの中で見つけたのが、戸河内の環境を体現しているかのような輝きと香りを放つ、今回の商品となったウイスキー樽だ。
同商品の色は明るい琥珀色で、バナナ、オレンジ、リンゴ、若草のような香り。
アップルパイ、シュークリーム、ジャスミンティーのような味わいで、フィニッシュはバニラや果物の甘みと、清々しい香りが織りなす爽快な余韻が長く続く。
スティルマンが選び抜いたモルト原酒を使用
同蒸留所は、海と山の自然に恵まれた蒸留所だ。おだやかな瀬戸内海の潮風が届く桜尾貯蔵庫と、中国山地の懐深く森林と清流に囲まれた戸河内貯蔵庫では、その環境の違いによりさまざまな原酒を生み出すことができる。
100年以上の蒸留技術を受け継ぎ、数多くの原酒をテイスティングしてきたスティルマンが、繊細な感性で優れたモルト原酒を選び抜いたのが「STILLMAN’S SELECTION」だ。
ゆるやかに立ち上がるも、口に含んだ瞬間に広がるエステリーなフルーツの香りは、スティルマンがこだわる同蒸留所の原酒の特徴。スティルマンの信念と伝統が紡ぐ唯一の味わいとなっている。
発売を記念したトークセッション
今回販売される同商品について、日本のウイスキー界を代表する静谷和典氏、北梶剛氏、秋本勇達氏によるトークセッションを開催。特設サイトから読めるようになっている。
霧がかった神秘的な環境で熟成されるウイスキーは、どのようなテイストになるのか。自身の体験談やテイスティングも交えたトークセッションで、同商品の魅力に迫った内容だ。
スティルマンが繊細な感性で優れたモルト原酒を選んだ、幻想的な環境のウイスキーを楽しみたい。
シングルモルトジャパニーズウイスキー戸河内 MISTY STILLMAN’S SELECTION
容量・容器:700ml・瓶
アルコール分:48%
価格:16,500円(税込)
特設サイト:https://www.sakuraodistillery.com/stillman/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000137214.html
(田原昌)