ビジネスパーソンにとって欠かせないアイテム、それがビジネスバッグだ。書類やPCはもちろん、財布やドリンクなどさまざまなアイテムを収納して毎日持ち歩くものだけに、大人男性ならば上質な逸品を選びたいもの。そこで今回は、この春発売となる最新バッグを5点ピックアップして紹介したい。
目次
・アウトドアバッグの機能性を備えた「UNTRACK」のデイパック
・「ブルックス ブラザーズ」と「BRIEFING」のコラボバッグ
・レザーの質感がたまらない「TSUCHIYA KABAN」のバッグ
・皇室御用達ブランド「HAMANO」のブリーフケース
・使い勝手にこだわった「POTR」のオーソライズドブリーフ
アウトドアバッグの機能性を備えた「UNTRACK」のデイパック
まず紹介するのは、国内でも有数のバッグメーカー・エース社のアイテムだ。
同社はこの春、ライフスタイルブランド「UNTRACK(アントラック)」から新作をいくつか発表した。中でも注目したいのが、アウトドアバッグの機能性やスタイリングを、タウンユースしやすいようアップデートしたバッグシリーズ「OUTDOOR/CE」のデイパックだ。
同シリーズのデイバッグは、メインとなるボディの生地にリサイクルコーデュラナイロンを採用。底近くでマイクロファイバーレザーに切り替え、タフさと上品さを両立させている。
また、生地全体に撥水加工を施している上、ファスナーは止水ファスナーとなっているので、悪天候の日でも問題なく使える。
背中には蒸れを軽減するベンチレーション機能を搭載。ビジネスでの使用も意識して、内装にPC収納スペースも設けている。オンの日はもちろん、オフの日にもカジュアルに使える逸品だ。
UT OUTDOOR CE | Day-Pack M 60059
価格:38,500円(税込)
商品詳細ページ:https://untrack.jp/products/ut-outdoor-ce-day-pack-m-60059
「ブルックス ブラザーズ」と「BRIEFING」のコラボバッグ
3月22日(金)に発売した「ブルックス ブラザーズ」と「BRIEFING」のコラボレーションバッグにも注目だ。
同商品はビジネスのコーデを邪魔しないよう、あえてBRIEFING伝統のレッドラインを使用せずにワントーンで全体のカラーを統一。生地の素材には、耐久性・耐摩耗性に優れた1680デニールナイロンと、防水加工を施したレザーを使用した。
また、ライニングには、ブルックス ブラザーズのシンボルマークである「ゴールデン フリース」をデザイン。コラボアイテムらしく、両ブランドのロゴを刻印したレザープレートもあしらっている。
背面には、キャリーケースのハンドル部分に連結可能な面ファスナーを採用。出張の際にも活躍すること間違いなしだ。
ブルックス ブラザーズ×BRIEFING トートバッグ
価格:75,900円(税込)
販売店:ブルックス ブラザーズ直営店(アウトレット店を除く)、BRIEFING一部直営店、ブルックス ブラザーズECサイト(https://www.brooksbrothers.co.jp/)、BRIEFING OFFICIAL SITE(https://www.briefing-usa.com/)
レザーの質感がたまらない「TSUCHIYA KABAN」のバッグ
上質な逸品を求める人に必ずチェックしてほしいのが、土屋鞄製造所のバッグだ。4月4日(木)には、同社の革製品ブランド「TSUCHIYA KABAN」のロングセラーシリーズ「トーンオイルヌメ」から新作トートバッグが発売される。
「トーンオイルヌメ」シリーズは、しっとりとした質感のレザーと飾らないデザインが特徴。オイルヌメ革とは植物タンニンだけで鞣した革のことで、通常の約3倍のオイルを含ませており、手触りが非常に滑らか。年を経るごとに色つやが変化していくのも面白い点だ。
こちらは、同シリーズに新たにラインナップするシンプルな縦型のトート。着脱可能なショルダーベルト付きで、オンオフ両方のシーンで活躍。マチが設けられているため容量も大きく、ノートPCや書類など、たくさんの荷物をしっかりと収納できる。
トーンオイルヌメ 2wayトールトート
価格:93,500円(税込)
商品詳細ページ:https://tsuchiya-kaban.jp/products/to-2way-tall-tote?variant=43504064954545
皇室御用達ブランド「HAMANO」のブリーフケース
「HAMANO」というブランドをご存知だろうか。
「HAMANO」は日本の皇室御用達のハンドバッグブランドで、長年に渡り世界中のセレブリティに向けて上質なバッグを作り続けている老舗だ。そんな同ブランドがこの春、初めてジェンダーレスアイテムを手がけたことで話題になった。
こちらがそのブリーフケース。植物タンニン鞣しの際にワックスを使用し、革全体になじませることで、ヌメ特有の硬さを軽減。さらには最終段階でセミアニリンを用いることで、スッキリとした印象の革に仕上げている。
A4サイズ程度の書類が収納できるので、ビジネスシーンでは活躍必至。伯があるバッグを手にしたい人は必見だ。
ダンク ビジネスブリーフケース
価格:66,000円(税込)
商品詳細ページ:https://shop.hamanobag.com/fs/hamano/10-70214
使い勝手にこだわった「POTR」のオーソライズドブリーフ
最後に紹介するのは、吉田カバンが運営するブランド「POTR」の新作バッグシリーズ「SCOPE」。
同シリーズは「新しい時代の常識にフィットするバッグ」をコンセプトに開発されており、多様なシーンに対応できるのが魅力だ。今回は2WAYタイプの「オーソライズドブリーフ」にスポットライトを当てたい。
同商品は“軽さ”と“丈夫さ”を重視し、メイン素材に「コーデュラ ホロフィルエアーバリスティック」を採用。さらにハンドルや底面、ポケットなどの負荷がかかる箇所には高密度に織り上げたナイロンテープを用いることで、バッグ自体のシルエットを美しく整えた。
ファスナーの引き手は、先端を隆起させたPOTRオリジナルの形状。ファスナーの開閉時にも、バッグの形が崩れにくくなるような工夫を施している。
肩パッドもPOTRオリジナルのデザインで、2本のステッチを施すことにより外側に厚みを持たせた。これにより肩からのズリ落ちを防ぎ、肩への負担を軽減する。重い荷物を持ち歩くビジネスパーソンには嬉しい仕様だ。
POTR/SCOPE AUTHORIZED BRIEF
価格:66,000円(税込)
商品詳細ページ:https://www.yoshidakaban.com/product/113414.html
いずれも機能とデザインにこだわった実用的な品ばかり。好みにあわせて気に入ったものを選びたい。
(IKKI)