トヨタグループのスタイルドカーブランド「CORDE by(コーデバイ)」が、JAPAN MOBILITY SHOW 2023に出展。
アウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」と、バイオベンチャー企業 Spiber(スパイバー)社とのトリプルネームで実現したコンセプトカー「LAND CRUISER PRADO“NEWSCAPE”(ランドクルーザープラド ニュースケープ)」を展示する。また、次期発売のハイエース・マットブラック仕様も同時展示する。
10月28日(土)から一般公開される同イベントで注目しよう!
「ランドクルーザープラド“NEWSCAPE”」発表
「ランドクルーザープラド“NEWSCAPE”」は、一台のクルマを長く愛することでサステナブルなクルマ社会の実現を目指すCORDE byの想いに共感した「THE NORTH FACE」と、同ブランドが共同で素材開発を進めているSpiber(スパイバー)社が開発。
ベースモデルには、優れた機能性によって世界中のアウトドア好きから支持を得ている2018年式のランドクルーザープラドを選択した。
次世代繊維「Brewed Protein」
同モデル最大の注目ポイントは、環境負荷の少ない次世代繊維であるBrewed Protein(ブリュード・プロテイン)を使用して創られたオリジナルのシートカバー。
同素材は、Spiber社が開発した構造タンパク質素材。主原料を石油などの化石資源や動物資源に依存せず、植物由来の糖を用いている。微生物発酵を利用して製造される同素材はさまざまな形態に加工可能で“次世代の基幹素材”とも言われている。
THE NORTH FACEが手がけるエクステリアデザイン
また、デザイン領域のプロデュースはTHE NORTH FACEが担当。エクステリアデザインでは、同ブランドのドーム型テント「Geodome 4」の意匠をインスピレーションに、そのイメージを車体全体に表現している。
オリジナルシートカバーのデザインもオールブラックでまとめながら、両胸部分にロゴを配置することで、不動の人気を誇るTHE NORTH FACEのダウンジャケットのようなクールな印象に仕上げている。
フューエルリッドにはTHE NORTH FACEのロゴをインクリメンタルフォーミング(逐次成形加工技術)で入れることで、さりげなく主張。足回りは、タイヤ・ホイール・キャリパーをオールブラックで統一するなど細部にまでこだわってつくられた一台だ。
なお、同モデルはコンセプトカーとなるため発売は未定。今後の情報は、WEBサイト・Instagramにて更新していく。
ハイエース・マットブラック仕様も同時展示
さらに、イベントではファンの間で販売を待ち望まれていたマットブラック仕様の「HIACE The Crewvan(ハイエース ザ クルーバン)」も展示する。同モデルは2024年初春発売予定だ。
アウトドアユーザーを中心に人気の高いモデルを公開するため注目度も高い。実物を見に同イベントへ足を運びたい。
JAPAN MOBILITY SHOW 2023:https://www.japan-mobility-show.com/
CORDE by:https://corde-car.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000058285.html
(hachi)