築110年の町屋を改装した金沢「TILE」で夏の風物詩「甘鯛」シーズン。約30種からネタを選ぶ創作海鮮丼

優美な城下町と風光明媚な能登半島、そして日本海の海の幸をはじめとするグルメで知られる石川県。中でも新鮮な山海の食材と加賀百万石の歴史に育まれた食文化には、唯一無二の魅力がある。

今年も夏の風物詩のひとつである白身の高級魚「甘鯛」の季節がやってきた。金沢市の創作海鮮丼専門店「TILE(タイル)」にて、7月1日(土)より期間限定メニューを楽しめる。

好みのネタで宝石箱のような海鮮丼を作る「TILE」

築110年の町屋を改装し、2021年3月にオープンした「TILE」は、“伝統の再定義”をコンセプトとした創作海鮮丼専門店だ。伝統的な建物の特徴を活かし、不特定多数の人を集めるのではない、クローズドで特別な空間を演出。

約30種類から好みのネタを自由にレイアウトした金沢薬味海鮮丼を、美しい宝石箱に落とし込むという体験型レストランだ。涼やかな器に盛られた色とりどりのネタは目にも鮮やかで、貴重な芸術品を思わせる。

2022年には、世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」より、優れたサービスを一貫して提供する施設に贈られる「トラベラーズチョイスアワード2022」を受賞している。

世界中の旅行者から5段階評価の平均4以上を獲得し、掲載されている約800万件の施設のうち上位10%にランクインした宿泊施設、観光スポット、レストランに授与されるアワードだ。

夏を感じさせる高級食材「甘鯛」

四角いおでこが特徴の甘鯛は、その名前から「タイ」の仲間と思われがちだが、実は「スズキ」の仲間だという。タイに似てウロコが赤く、味わいがほのかに甘いことから「甘鯛」と呼ばれる。

白身の甘鯛は上品な甘さから高級食材として珍重され、加賀料理でもよく使われてきた。石川県では甘鯛は夏を感じる風物詩のひとつとされる。

期間限定で提供される「石川県産 甘鯛の炙り」¥1,500(税込)は、皮目の香ばしさと、ほどよく溶け出した脂を楽しめる逸品。

夏から刺網漁でとられる甘鯛は、上品な甘みと軟らかい身質が特徴で、淡い火入れがぴったりだという。

基本のメニューとなる金沢薬味海鮮丼は、選ぶネタの数によって価格が異なり、最中スープと糠漬け盛り合わせがセットとなる。シャリは通常の白シャリと、こだわりの赤酢を混ぜ合わせた赤シャリがある。

ハイレベルな飲食店の多い金沢市にあっても、格別な体験ができるこだわりのレストラン「TILE」。この季節だけの絶品グルメを求めて石川県の旅はいかがだろうか。

TILE
所在地:石川県金沢市此花町4-18
営業時間:LUNCH 11:00~15:00(L.O 14:00)、DINNER 17:00~22:00(L.O 21:00)
公式サイト:https://tile-japan.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000060496.html

(SAYA)