日本国内におけるビール文化発展に貢献する全国地ビール醸造者協議会(JBA)が、12月27日(火)、28日(水)の2日間、東京・丸の内にあるKITTEの地下1階にて、全国の会員醸造所の人気クラフトビールを集めた特別販売会を開催する。
日本各地のクラフトビールがすべて600円(税込)で購入できる、ビールファンにとっては魅力的なイベント。2日間で約50の醸造所のクラフトビールが販売されるため、どれを買うか目移りしてしまいそうだ。
全国から選りすぐりのクラフトビールが大集合
「クラフトビール」は小規模ブルワリーが醸造する個性的なビールで、「地ビール」などと呼ばれることもある。かつて日本ではビールの製造が大手メーカーにしか事実上認められていなかったが、1994年4月に酒税法が改正されたことで、小規模事業者もビールの製造が可能になった。
最近ではコンビニやスーパーでクラフトビールを見かけることも増えたが、全国各地にその地域特有の材料を使用したビールや造り手がこだわり抜いて造り上げたビールが多数存在している。今回のイベントでは、その中から約50の醸造所に人気クラフトビールを購入可能だ。
なお、会場でビールを購入もしくは来場者アンケートに回答すると、オリジナルの栓抜きももらえる。
醸造所の紹介やクラフトビール関連書籍の販売も
イベントではクラフトビールの販売のほか、全国各地の醸造所の紹介やクラフトビール関連書籍の販売なども予定されている。
販売以外の詳細はまだ明らかになっていないが、追加情報は公式SNS上で追って発信される。イベントの詳細が知りたい人は、TwitterやInstagramをチェックしておくといいだろう。
全国地ビール醸造者協議会(JBA)とは
全国地ビール醸造者協議会は、1999年(平成11年)3月に全国各地の小規模醸造所の業界団体として、「全国各地で美味しいビールを作る・地ビール愛好家を日本各地にたくさんつくる・酒類製造業としての税務執行と要望を行う」という3つの目的を軸に設立された。
会員たちは全国それぞれの場所で、熱い想いが詰まった様々なビールを醸造している。ここ数年はクラフトビールに注目が集まっていることで、ビールの愛飲者も増加中。クラフトビールの広がりとともに、地域も盛り上がっていくことを期待したい。
家でお酒を楽しむ機会が増える年末年始。全国クラフトビールでビールを購入し、大切な人と乾杯しよう。
JBA全国地ビール醸造者協議会大感謝祭2022~全国クラフトビールマーケット~
開催日時:12月27日(火)、12月28日(水)11:00~20:00(2日目は19:00まで)
会場:KITTE地下1階 東京シティアイ パフォーマンスゾーン
所在地:東京都千代田区丸の内2丁目7番2号
アクセス:東京駅丸の内南口より徒歩約1分
公式サイト:https://craftbeer-navi.jp/event/
公式Twitter:https://twitter.com/craftbeer_navi
(kyoko.)