西酒造は今年の10月、蔵と飲み手を直接繋ぐECサイト「蔵直CLUB」の限定商品としてNo.001ワイン「別誂仕込」を400本限定で販売。見事に完売した。
今回は本販売として、蔵直オリジナルクリスマスカード付きのNo.001ワイン「別誂仕込」を1,000本限定で用意。クリスマスギフトとしてだけでなく、パーティーの手土産にもぴったりだ。
老舗蔵元「西酒造」のワイン造りへの挑戦
約180年にわたり酒造りをおこなってきた「西酒造」。同酒造では、これまで培ってきた醸造技術を活かし、2019年よりニュージーランドでワイン造りを始めた。
西酒造のワインブランド「GLADSTONE URLAR(グラッドストーン アーラー)」のワイナリーは、ニュージーランドのワイン銘醸地ワイララパのグラッドストーン地区にある。
この地区の土壌は2,000万年前に組成された石を含む“シルト土壌”で水はけがいい。また、ぶどう成長期の夏は乾燥し、朝晩の気温は10°C、日中は30°Cを超える寒暖差に恵まれるなど、ワイン造りに最高の環境を有している。
「GLADSTONE URLAR」は、この豊かな土地で有機農法(バイオダイナミック農法)で栽培されたぶどうのみを使って丁寧に造れるワインだ。
ヴィオニエの風味が活きたNo.001ワイン「別誂仕込」
そんな西酒造が別誂で仕込むワイン第7弾は、自社管理畑の1ヘクタールで栽培した、「URLAR」としてまだ世にでていない品種“ヴィオニエ”で醸した白ワイン。
同ワインは、ヴィオニエをフレンチオーク古樽で発酵させたものと、ステンレスタンクで果皮とともに醸したものをブレンド。ほのかな樽香と滑らかさ、そして豊かなアロマと骨格を実現した。
グラスに注ぐと、ヴィオニエらしいラベンダー、すみれの花を思わせる華やかな香り、そして熟れた桃、アプリコット、メロンやミントを入れたフルーツ・ポンチのような香りの印象から始まる。
舌触りはとてもなめらか。バランスのとれた芳醇な果実味とやや高い酸味に始まり、後味にはラベンダーのような風味とほのかな苦味がアクセントとして広がる。
秋に本ワインを味わった人々からは「芳醇な香りが楽しめました」「いろいろな料理にも合います」「高級感のあるパッケージで贈り物に喜ばれました」など、好評の声が多数寄せられている。
クリスマスパーティーの食卓には、豊かなアロマを持つヴィオニエワインを上げるのも良さそうだ。
商品ページ:https://kurachoku-club.shop/products/wine_001
(IKKI)