元サッカー日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が所有するワイナリー「La Belle Gabrielle(ラ・ベル・ガブリエル)」から生まれた各種ワインの販売が、高級ワインやウイスキーなどを扱うECサイト「moment」にて始まった。
かつて“白い魔術師”と称えられた戦略家が放つワインは、果たしてどんなテイストで仕上げられているのだろうか。
サッカーと日本への想いを投影したワイン
フィリップ・トルシエ氏は、2002年の日韓W杯において、サッカー日本代表を史上初の決勝トーナメントに導いた功労者。情熱的かつエキセントリックな言動と、“フラットスリー”を代名詞とする確固たるサッカー哲学は、様々な局面で大きな注目を集めた。
そんなトルシエ氏が手掛けるワインには、サッカーと日本への想いが投影され、ブルーを基調したデザインをベースに、サッカーのゴールとフォーメーションのひとつである「3-4-3」を奢った個性的なラベルが採用されている。
現在はメルロー・カベルネソーヴィニヨン・カベルネフランという3種類のワインを生産し、いずれも国内の著名ソムリエから高い評価を得ているという。
Coup du Chapeau 2018(クー・デュ・シャポー 2018)
フランス語で「ハットトリック(ひとりの選手が1試合で3得点すること)」を意味する「クー・ド・シャポー」は、トルシエ氏のワイナリーにおけるメルロー100%のハイエンドライン。しかも、気候条件がとくに恵まれた極上ヴィンテージの年に限定して少量生産される。
Sol Beni 2016(ソル・ベニ 2016)
シグネチャーラインとなる「ソル・ベニ」は、メルロー85%・カベルネソーヴィニョン5%・カベルネフラン10%といった塩梅で、別々のブドウ畑で収穫された異なる品種を程よくブレンドした“いいとこ取り”のワイン。ちなみに「ソル・ベニ」とは、フランス語で「恵まれた地」を意味する。
Grain Bleu 2020(グラン・ブルー 2020)
フランス語で「青い粒」を意味する「グラン・ブルー」は、トルシエ氏のワイナリーで3番目に誕生したワイン。砂利砂質のサン・シュルピス・ド・ファレランの収穫物だけで生産され、豊かな香りと繊細なタンニンを特徴とする。
26名の日本代表メンバーが発表され、いよいよ開幕ムードが漂ってきたカタールW杯。観戦のお供にトルシエ氏のワインを選ぶのも、なかなか小粋だろう。
La Belle Gabrielle
公式サイト:https://troussier-wine.com/
高級ワイン・ウイスキー通販「moment」
公式サイト:https://store-moment.jp/
(zlatan)