安田造船所は、8月27日(土)、静岡県下田市武ガ浜にて、究極の大人の遊び場をテーマにした体験型イベント「SHIMODA RENDEZVOUS (シモダランデブー)2022」を開催した。
同イベントは、「全ては“SHIMODA”のために」をスローガンとした地域創生イベント。今年は500名を超える来場者で賑わった。
大人の遊び場をテーマにした体験型イベント
プレジャーボートファンにその名を知られる安田造船所は、1910年創立という長い歴史を持つ企業だ。「Azimut(アジムット)」「Bertram(バートラム)」などの高級プレジャーボートを取り扱う。また、グループ会社では家具や高級車も扱い、ラグジュアリーなライフスタイルの提案を得意とする。
同社が開催する「SHIMODA RENDEZVOUS」は、「Japan Luxury」の確立と世界への発信、そして、世界との融合を体現する場所。極上の景観と青い海に囲まれた下田市武ガ浜にて、大人が集い遊び過ごす時間を提供する。
地元の協力のもと実現したファーマーズマーケット、フードトラックが多数参加。ピザやステーキ、苺かき氷などのフードやドリンクが提供された。
世界最高峰の高級クルーザー「Azimut」が顔を揃える
海上のイタリアンビューティーと賞賛され、世界最高峰を誇るイタリア最高級ヨットブランド「Azimut」。同社は、その日本総輸入元だ。
当日は、日本初登場の「Azimut Grande 27m」が2艇並ぶという圧巻の光景が見られた。その他、「Azimut62」「Azimut60」「Azimut55」「Magellano53m」も顔を揃えた。
イタリアの屈指のスーパーカーを展示
会場ではスーパーカーの展示も行われた。展示されたのは50周年を迎えたイタリアのスーパーカー「Dallara Stradale(ダラーラ ストラダーレ)」や、最新レーシングカー「Dallara EXP」などだ。
そして、昨年50周年を迎えた「Lamborghini Countach(ランボルギーニカウンタック)」も展示。イタリアの屈指のスーパーカーがずらりと並ぶ光景は、海上の「Azimut」同様、圧巻の光景を演出した。
「Azimut」の世界観を体感するクルージング体験
午前中には、地元の小学生を対象とした「Azimut」のクルージング体験を実施。乗る機会があまりない大型高級クルーザーの乗船体験は、ひと夏の思い出として、子供たちの記憶に刻まれたことだろう。
また、レーシングチーム「Tom’s(トムス)」によるカートのタイムアタックが行われ、優勝者にはJPNの腕時計が授与された。
500名を超える来場者でイベントは大盛況
下田市長、静岡県会議員、イタリア大使をはじめ、「Azimut」オーナー、スーパーカーオーナーのほか、地元の人々など500名を超えるゲストが来場。イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
日本は、周囲をぐるりと海に囲まれた島国。ボートやヨットなどプレジャーボートのゲレンデに恵まれてはいるものの、欧米と比べるとプレジャーボートの普及率は高いとは言えない。
プレジャーボートをより身近に感じられる「SHIMODA RENDEZVOUS 2022」。こうしたイベントを実施する安田造船所グループの活動に、今後も注目したい。
安田造船所公式サイト:https://www.yasuda-shipyard.com/
(高野晃彰)